『ロミオ&ジュリエット』

9月17日(土)

17時半~

1階A列23番

赤坂ACTシアターにて



近い、近すぎるっ!

あまりに近くて恥ずかしいくらいだわっ(ポッ)。

劇中、浦井ベンヴォーリオと城田ロミオが目の前にぃぃぃ~キャー

ああ・・・バタン(←倒れる音)。

これぞ福眼じゃあ~~好き



-古典悲劇の名作がフレンチ・ミュージカルとして新たに命を吹き込まれた-

宝塚歌劇団の小池修一郎氏が潤色・演出を担当し、小道具に携帯電話やパソコンといった現代のツールを用いるなど宝塚版では見られなかった斬新な手法を取り入れた。



衣装もセットもシンプルで、アンサンブルの中には現代服の人も!

しかも先述したように、登場人物はみな携帯を携帯し(ん?)現代人よろしくメールをしたり写真を撮ったり、さらにはロミオでさえも「アドレスを教えて!」と言い出す始末。

う~ん、これもアリといえばアリなんですが、でも古典の良さは良さとして生かして欲しいと思うのです。

まあ、この件はいいとして、

演者の方々はそれぞれが芸達者で、見応えがありましたね~。

あ、やはりここは主演のおふたりについて語っておかなければならないでしょう。

まず、フランクジュリエットから。

彼女は本当に初々しくて可愛くて、まさにジュリエット!といった風情です。

声も良いし、体当たりの演技にも好感が持てました。

なんといっても、ロミオからのキスにたじろぐ姿にはキュンとなりましたね。

そして「一度生で観てみたかった!」の城田くん、いや城田ロミオ。

彼のミュージカル俳優としての歌は初めて聴くのですが、いやいや良いじゃないですかぁ~GOOD

甘いマスクに甘い声がマッチして素敵でした(ポッ)。

演技も歌もおまけに見目も麗しいワールドワイドな彼の登場は、久しくミュージカル界が待ち望んでいた逸材なのではないでしょうか。

テレビや映画もいいけれど、もっともっと舞台にも出ていただいて、日本のミュージカル界を牽引していってもらいたいものです。

それから、今回の舞台には素晴らしいダンサーとシンガーが沢山出演されているのですが、その中でも「死のダンサー」を演じた大貫勇輔くんの妖しい雰囲気とダンス技術に、そして乳母役の未来優希さんの愛の溢れる歌声に多いに魅了されました。



薬のカラクリをロミオにメールで知らせる、安崎求さん演じるロレンス神父。

しかしそのメールは彼には届かず(←そんな大事な話をメールだけでいいの?と、思わずツッコミを入れてしまう場面です)、あまりにも悲しい「すれ違い」が起こってしまいます。

憎しみと争いからは何も生まれないことをその身をもって示した悲劇の恋人たちの姿は、私たちに愛の気高さとともに人間の愚かさをも教えてくれます。

そう考えると、W・シェイクスピアの時代から人間はあまり進歩していないってことなんですかね(ため息)。




【役替わりキャスト】

ロミオ:城田優

ジュリエット:フランク莉奈

ティボルト:平方元基

マキューシオ:良知真次

死のダンサー:大貫勇輔