宙宝塚歌劇宙組公演

『美しき生涯-石田三成 永遠の愛と義-』

『ルナロッサ-夜に惑う旅人-』①②

③7月16日(土)11時~

1階11列57番

④7月23日(土)15時半~

1階9列31番

東京宝塚劇場にて



「待ってました、三成様っ!(←大向うさん風に)」

指折り数えて待っていた東京公演。

おおっ、やっぱり大劇場(公演)より進化しているではないかっ。

思わず私も時代劇口調になってしまいましたが、ほんにそうなのでございます。

間も台詞回しもしっかりして、(芝居が)より重厚になりましたね。

でも、家康公の「(七本槍に向かって)なにせ、こやつらはすぐに寝返るからでのう。」の台詞がカットされていたのは何故でしょう?

いらないといえばいらないのかも知れませんが、この言葉から戦国時代の恐ろしさや三成の清廉さが鮮明になると思われるのですが・・・。


まあ、それは置いといて、


やっぱり私は好きだなぁ、この作品。

かなりのフィクションだし(でも、史実として伝えられていることでも本当に正しいのかどうかは分からないですよね)よく考えると「おやっ!?」というところもあるけれど、それをもひっくるめて何かこうグッとくるものがあるんですよね。

ユウヒさんの魅力全開!の作品だから余計そう思うのかも知れませんがね(←その代わり、(他の生徒さんの)役が限られてしまっているきらいはありますが)。

ああ、三成の最期のシーン(=牢獄)最高だす~(しみじみ)。

うううっ、思い出しても泣けてきた・・・。



前回の観劇記(=6月12日 記)で『ルナロッサ』のことを「エキゾチックに傾倒したためか、やや単調でおとなしい感じ・・・。」と評しましたが、今回はちょっと違った感想を抱きました。

プログラム等を読み込んだせいも多分にあるとは思いますが、作者(演出家)の意図や思いを知り大劇場の時より数倍楽しめたのです。

「月と旅」をモチーフ&テーマに、古代と現代が交錯する空間に繰り広げられる世界はどこまでもミステリアスで、これまたアンニュイなユウヒさんの表情と相まって独特の雰囲気を醸し出しています。

やっぱり彼女は太陽というより月なんですよね。

あ、ダンスは・・・ええーっと、頑張ってます、ハイ。

でも、月って妖しい魅力というか魔力がありますよね。
狼も吠えちゃうし、マイケルも変身しちゃうし(by『スリラー』)、それに月のリズムと女性の身体は関係しているといいますし。

なんて、ちょいと横道に逸れてしまいましたが、この『ルナロッサ』は“おとなしいけどクセになる子”とでもいいましょうか。

噛めば噛むほど味が出る「するめ」のようなショーだと思います。←するめだなんて、怒られるかしら!?



しかし、携帯の着信音、どうにかせい!

昨日(=23日)なんて、クライマックスのあの牢獄のシーンでピコピコ鳴っていましたからね。

もう殺意すら覚えてしまったわ(怒)。

「マナーは忘れずに!」ですわよ、みなさま。