くもり


男女逆転の発想に惹かれ観てきました。→コミックは読んでいません。

それにしても、今やレイトショーを小学生が観に来る時代なのね・・・。

まあ、そんなことは置いといて、

この映画、私は楽しめましたよ。

先(結末)が予想できるストーリー展開ですが、冒頭の大滝ひでじい、いや秀治さんのナレーションがちょいとおどろおどろしくて、つかみは充分というところ。



江戸の世に男性のみ発症するという謎の奇病が流行り、男性の人口が女性の四分の一になってしまったことから始まる男女逆転劇。

大工、飛脚、(船の)荷物の運搬などの力仕事も全部女性が行い、希少な男性はというと子種を求める女性の相手を金銭でする始末。

二宮和也演じる主人公(←彼は無償で子種を与えている)・水野祐乃進はそんな世の中を憂いながらも、自分のため家のために「大奥」に上がることを決意する。

女人禁制の男だけの世界で彼が見たものとは・・・。



大奥モノは昔からTVドラマ、映画、舞台でもお馴染みの題材なので、それをひっくり返した時代劇という理解で間違いはありません。

確執、愛憎、策略などが渦巻いている世界には負のロマンがあり、それが「美しき男たち」となればなおさらのこと我われの琴線に触れるのですね。

いや~、しかし“選ばれし麗しの男たちが3000人”とは、なんとも羨ましい!

でも、実際は身がもたなくて大変でしょうね、ハッ、失礼しました。

これ以上いくと禁止になりかねないので修正いたしまする。

(襟を正して)⇒ところで、出演者のみなさんはなかなかの演技者揃いでしたよ。

二宮くんのひょうひょうとした演技も良かったし、玉木&佐々木ペアの絡んだ足が(またそっちかーい)、じゃなくて、お二人の酸いも甘いも噛み分けたといった表情やサダヲっちの真面目な演技も、大倉くんのネチネチとした眼や中村蒼くんの初々しさなども・・・。

堀北真希ちゃんは演技が上達しましたね(←上から目線ですみません)。

それから、将軍・吉宗公を演じる柴咲コウさんはイメージ的には悪くはないのですが、ちょっと将軍にしては品が感じられないかな(←ごめんなさい)。→私は中谷美紀さんを推しまする。



何はともあれ、なかなか面白い作品でした。