埋葬昨日の午前3時テレビの中で記憶を返してと女が叫んだ音を立ててテレビを消した記憶を消しても匂いは残って匂いを消しても記憶は残ったやわらかい唇の記憶手繰り寄せて思い出すとそれらは僕の身体中にキスをくれた君の口紅思い出して赤い血を散らしてみる居ない君はここに居て居ない君はどこにも居ない分かっているよ毎日二箱消えてく煙草は君の埋葬の儀式僕のこの手で殺したかった