「お茶の魅力を次世代に語り継ごう」のコーナー(2024/6/1オンエア内容) | MITSUのブログ

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近況やここだけの話しを披露する場所です♪

「お茶の魅力を次世代に語り継ごう」のコーナー♪

※このコーナーは京都山城地域伝統の名産品でありますお茶を、これからの次世代にも親しみを持って楽しんで頂ける様にお茶に纏わる魅力を惜しみなく紹介していくコーナーでございます!

 

今月からこのコーナーにご協力頂ける事になりました京都府相楽郡和束町にございます「お茶の上香園」さん♪

先日、「上香園」さんにお伺い致しまして、お茶に纏わる興味深いお話しを聴かせて頂きましたので、ご紹介してまいりたいと思います♪

 

今日は【急須を使ってお茶を淹れる、こちらの醍醐味】についてね、お話しをしてまいりたいと思います♪

 

まず「急須を使ったお茶の淹れ方」を簡単に説明しますと、

 

まず人数分の湯のみに、お湯を入れて、湯のみでお湯を冷まします。

それから急須に茶葉を入れます。茶葉の量は、1人当り60ccのお茶で約2g (スプーン小さじ1杯)ほど。

で、湯のみで冷ましたお湯を急須に注ぎます。その間、約1分ほどですかね。お茶の葉が開くまで待ちます。

お茶の葉が開いたら、好みのお茶の濃さに合わせて 急須を3~5回 廻して 湯のみに均等につぎ分けます。

だんだん後になるほどお茶が濃くなりますので、お茶の濃さが同じになる様につぎまわします。

そして、最終的に、急須にお茶の雫が残らないように、最後の一滴までしぼる様に注ぎ切ります。

こうすれば2煎目、3煎目まで美味しく頂けます。

 

以上の流れが【急須を使ったお茶の淹れ方】なのですが、樋口君、この一連の所作を行うのに、だいたい何分ぐらい時間が必要だと思いますか?

 

まぁまぁ時間が必要になりますよね。お湯を冷ます時間にもよりますが、時間にして、5分弱ぐらいかな。

この急須を使ってお茶を淹れている時間、実際の所作でお伝えしますと、湯のみでお湯を冷ます時間、急須の中でお茶の葉が開くまでの時間、 急須を3~5回 廻して 湯のみに均等につぎ分ける時間、こういう時間に「間」が生まれますよね。

で、この「間」こそが、我々現代人がついつい生き急いで 忘れている「間」であって、この時間こそがお茶で、おもてなしをさせて頂く方との心と心を通わせていく上で、とても大切な時間だと仰られてました。

 

僕もこの話しに、すごく共感を覚えましたね。

 

やっぱりお茶を淹れている間、沈黙というわけにはいきませんから、空気を重たくしないためにも何か世間話しをしたり、たわいもない話しをしようとしますよね。

実はそれが人と人とがコミュニケーションを取っていく上で、とても大事な時間で、現代人は人と話しをする時に、ちょっと前置きを入れて、その後すぐ話しの本題に入って何でも簡略化させる傾向にあるので、、、、

だからこそ一回小休止という意味でも急須を使って、お茶を淹れてね、一連の所作から生まれる「間」を楽しんで頂くのも良いのではないではないかと。

この「間」で相手の人間性も垣間見えて、心から打ち解けていける。

これこそが「日本特有の文化」だと仰られてて、すごくいい話しだなぁと思いました。

 

一呼吸置くっていう事も大事ですね。

【急須を使ってお茶を淹れる、こちらの醍醐味】それはちょっとした時間、「間」、この「間」こそが、心と心を通い合わす上で大事だというお話しでした。

 

【お茶楽曲のご紹介】

 

 

 

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