子供の頃から人一倍習得に時間のかかる人間でした。
子供の頃から運動神経まったくなし
中学の頃はバスケに明け暮れるもベンチ温めまくり
初めてバイトしたお弁当屋さんのバイトはわずか2時間半で「使えないから帰って」と言われクビ
音楽活動のためにシフト制のバイトがしたくて、選んだ飲食店のホールバイトは2件とも向いてないと言われ、シフトを削られ結果、別の業態のバイトに
高校の時から受け出したオーディション落ちまくり
合格経験なし
結果、プロダクションもレーベルも所属経験なし
まぁ、勿論若い時の勘違いやサボり、奢りもございました。
それでもやはり基本的な部分で自分自身のセンスの無さは感じていました。
何でいきなりこんな事を書いたのかと申しますと、
昨日、一昨日と丸2日、沢山の方のステージやスタッフの方の、スタッフとしての振る舞いを見る機会がございまして、沢山の方と触れ合えました。
ただぼぅっと見ていたのではなく、いろんな事を感じとりながら
皆さんとんでもなく努力されてて、ステージに立たれる皆さんはその努力が裏打ちされてて、感動したのと同時に皆さんのプラスアルファのセンスも感じました。
自分もその中で新しい事に挑戦したり、いろいろな役割をさせて頂いたのですが、自分は逆で自分にセンスを感じとれず昔の自分が思い出されました 笑
心は昔に比べてちょっとだけ強くなったつもりですが、脳みそまで変えられないものですね
これは僕個人の考えですが基本、人より不器用な人間が人より何かを秀いだす事は出来なくはないですが相当難しく思います
それ故、改めて、自分の歌の芸はセンスではなく、練りまくって作ってきたものだと。
センスではないなと。
人間性ももっと器用な人だったなら、もっと人に優しくなれていたのかなとか、もっと人の痛みをわかって気遣いのできる人になれてたのかなとか、いろいろ思います。
音楽活動に関しては作ってきた芸のプライドから売れてもいないのにイベントのオファーが来ればしっかりギャラ請求しますし、そういう自分を見返しても、もっと器用に太刀振るまえたならこんなにツンケンせずに、単純に周りの皆ともっと音を楽しんで、今日まで皆とうまく出来てきたのかなとか、いろいろ考えます。
なんしかこんなとんでもない出来損ないの人間ですが、改めて思うのは、こんな僕でも温かく見守ってくださり、また応援頂ける皆様に心より感謝をお伝えしたいです。
本当に、ありがとうございます。
結果がすべての世の中ですが僕も44歳。
44年間向き合ってきた身体と向き合って、もう少し自分なりの答えを導き出していかないとなぁと思います。
周りの人を思いやれる様に、人に対する優しさも追求していければと思います。
MITSU