2014年5月22日(木) 午後 緊急入院


車に飛び乗って急いで病院に着くと、

先生が診察室で待っていた

 

「あの後 急いで骨髄液を顕微鏡で確認したところ、

 白血球の一種である「好中球」の元になる「前骨髄球」

 という細胞が腫瘍になって、骨髄内で異常増殖して

 いることが分かった。正常な好中球に成長してない。


 ちなみに

 白血球は好中球、リンパ球、好酸球、単球、好塩基球からなる免疫

 細胞の総称で、その内”好中球”は白血球の50~70%を占め、

 体内に侵入してきた細菌やカビを殺して感染症を防ぐ働きを

 する大切な免疫細胞です。
 

 (それで)

 あなたの病気は「急性前骨髄球性白血病」です。


 一方で血液検査の結果は白血病細胞が発見されてない。

 これは、まだ骨髄内で異常増殖していて、血管には漏れ出

 ていない状況ということです。

 

 赤血球、白血球、血小板等の血液は寿命が決まっていて、

 新しい血液が骨髄内で次々と作られて供給されることで

 バランスを保っています。  

 

 しかし、白血病は骨髄内で

 血液の元の細胞(造血幹細胞)から血液が育つ途中で

 何らかの原因で異常を起こして異常な細胞となり、無秩序に

 増加する病気です。 脊髄内は造血キャパシティが決まって

 おり、異常細胞(白血病細胞)に占領されるにしたがって

 健康な血液細胞が造れなくなり、血管への供給が減って

 行きます。

 

 よって

 白血病はこのバランスが崩れるので、血管内での寿命が

 短い白血球(好中球)、血小板から減少し始めます。


 これが今のあなたの状況です。

 白血球減少による免疫力低下(炎症、発熱、風邪)

 血小板減少による凝固不良(鼻血、内出血等)

 の症状が出てもおかしくない状態です。

 

  白血球(WBC)   1300(低い!)   (正常範囲 3590-9640/μL

  好中球        377(低い!)   (正常範囲 41.2-74.7% 1480-7200/μL

  赤血球(RBC)    374(少し低い)  (正常範囲 400-552 10*4/μL) 

  ヘモグロビン(Hb) 12.1(少し低い)  (正常範囲 13.2-17.2 g/dL

  血小板(PTL)     7.4(低い!)   (正常範囲 14.8-33.9*10E4/μL


あなたの状態は早期発見段階と言えます。


さっきは 「何分で来れる」と脅してゴメン


この白血病は特効薬があるから治る可能性が高い

すぐ入院して 病気を治しましょう」


何分といったでしょ!・・・脅しですか?むかっ


冗談言っている場合じゃ無いでしょ! と思いながら


自覚症状がないこともあって、「特効薬」「治る可能性が高い」

の言葉で安心したような しないような・・・


やっぱり実感が無い


こうして 血液内科に緊急入院することになりました。


車椅子に強引に乗せられ病棟に移動すると、自動ドアで隔離された

エリアに入り、クリーンルーム(個室)に入院。


(続く)