昨日の放送

新プロジェクトX〜挑戦者たち〜

は、「トットちゃんの学校 〜戦時下に貫いた教育の夢〜」でした。


トットちゃんの学校、トモエ学園の創始者小林宗作先生のお話でした。

先生はヨーロッパでダルクローズリトミックを学ばれ、それをトモエ学園の教育に持ち込まれました。

トモエ学園は戦争もあり、わずか8年ほどで小学校廃校となりますが、その後小林先生は全国で講演され、リトミックを普及されます。母校の附属幼稚園でも勤務されていました。

その小林先生に学ばれた太田史朗先生に、強くリトミックを学ぶ事を勧められたのが私の恩師の板野平先生です。

板野先生は当時、広島で教鞭をとっていらっしゃいましたが、ニューヨーク・ダルクローズ音楽学校に留学され、その後、リトミックを広げるためには東京だと考え、我が母校に赴任されました。


私が板野先生に教えていただいた頃には、既に板野先生はだいぶお年を召していらっしゃいましたが、私達が学ぶ物は全部板野先生が翻訳された物でした。

今もその教科書は宝物にしています。


という事で、日本のダルクローズリトミックのルーツの小林先生のお話だったので、とても興味深く拝見しました。


私達の学びの場に飾ってあった写真と同じ物も放送で出てきました。

そして、2学期の幼稚園リトミックに取り入れたいアイデアも浮かびました。



再放送予定です。