今年最後の旅行は、長崎です。

高校の修学旅行以来なので、私は40年ぶりです。

一緒に行くオットは、この前仕事で行ったばかりでした。


40年前の三重県での高校時代。

私達の学年の修学旅行は、萩・津和野コースか、九州北部コースかの投票があって、九州に決まりました。


当日は、新大阪駅集合だったので、友達と三重県から近鉄特急に乗り大阪難波だったか上本町だったかに行き、そこから新大阪へ行きました。

当時、名古屋へはショッピングやら予備校の夏期講習やら行ってましたが、大阪方面に行くことは無くて、新大阪集合はドキドキでした。

そして新幹線で博多へ。そこからバスで長崎、嬉野温泉、別府というルートでした。最後は別府からフェリーで神戸へ。そしてバスで三重県へ帰りました。



12月22日 

九州北部は雪予想で、私は前々日からずっと行く先々のライブカメラで雪の様子をチェックしました。

なぜならばレンタカー会社に、タイヤの事を問い合わせたところ、「長崎県内の我が社のレンタカーは全てノーマルタイヤです」との回答を得ていたからです。

「雲仙以外は大丈夫」と長崎市出身の友人は言ってましたが、その雲仙に行く予定があったので、いざとなれば、どこかで車は乗り捨てて、タクシーかバスで行く覚悟でした。


早朝の羽田で、オットと一悶着。

私達は預ける荷物は無いので、保安検査場に直接行くタッチアンドゴーです。

ところが、電光表示板に、長崎行きは機材変更のため手続き中断中とあったので、スタッフさんに尋ねた所、保安検査場も案内のあるまでは通れないとのことでした。

オットにその事を言うと

「保安検査場くらい通れるさ」と私を無視して列に並びました。私はその様子を並ばずに見ていましたが、オットの順番になるとブザーが鳴り、通り抜けできませんでした。


ああ、迷惑ガーン

だからわざわざ確認してから言ったのにプンプン

最近、年と共にさらに頑固になってきたと言うか、

他人(妻含む)の言う事を聞かないオットムキー


やっと通れて、朝7時の羽田のパワーラウンジ

先が思いやられるショボーン


そんなこんなで、寒々しい長崎空港に30分遅れで到着。

雪が舞っていますが、積もってはいません。


1日目のルートです。

空港のある大村から平戸に行き、佐世保のハウステンボスで泊まります。

ちょっと行けば波佐見や佐賀県の有田など焼き物好きの私達には誘惑が多いですが、ハウステンボスの1.5日チケットを付けたので寄り道はしません。


まずは平戸にある有名なお店、萬福へ。


こちらでは刺身のお代わり自由が有名です。

1番シンプルな刺身のおかわり2回OKの定食は売り切れだったので、竹定食を注文。

これは刺身のおかわり無限です。


とは言うものの、これを食べ切ったら、お刺身のおかわりなんてできませんでした。オットは根性で一回おかわりしていました。


平戸城のある平戸島へ。


平戸城

別名亀岡城


寒くて指もかじかみ、天守閣の写真を撮り忘れました。


お城から見た様子。対岸に見えている白い建物はオランダ商館です。

江戸時代の鎖国下、オランダ、イギリスとの貿易は平戸と長崎の2ヶ所に限定されていましたが、島原の乱が起きると、禁教令のもと、キリストの生誕にちなむ西暦が刻まれているとしてオランダ商館の破壊が命じられました。

これ以降、商館は長崎出島に移されました。


お城の中は新しい設備がいっぱい。



サクッと見学終わり。


この日の平戸の気温



九州は暖かいイメージですが、東京よりもずっと寒い日でした。