昨日は午前にあれこれバタバタがありました。
都内の知らない道を運転しなくちゃいけなくて、神経を使いましたが、今回ばかりは自分がどこでも運転できる事が役立って良かったなと思いました。
そんなこんなの夜、東京オペラシティへ。
今年は東京オペラシティのアーツの会に入会しましたが、主催のコンサートにそんなに興味がわかなくて、入会しなくても良かったなあと思っていたのですが、今回のチケットはメンバー優先で買いました。5列目のセンターで、すごく良い席でした。
(休憩中、真後ろの方に「中谷のマネージャーです」という方が挨拶にいらしてたので、最上席だと思います)
例年通り、仮屋崎省吾さんの作品
今日は花が多いです。なぜなら
後半、中谷美紀さんの朗読があります。
ベルリンフィル、ウィーンフィルのメンバーで結成された「フィルハーモニクス」のコンサートです。
ヴィオラのティロ・フェヒナー氏は、中谷美紀さんの配偶者です。(この書き方もどうかと思いますが、ご主人とか旦那様とは言いたく無いし・・夫さんかしら)
フィルハーモニクス ウィーン=ベルリン
[ノア・ベンディックス=バルグリー/セバスチャン・ギュルトラー(Vn)、ティロ・フェヒナー(Va)、シュテファン・コンツ(Vc)、エーデン・ラーツ(Cb)、ダニエル・オッテンザマー(Cl)、クリストフ・トラクスラー(Pf)]
中谷美紀(朗読)
・モーツァルト(コンツ編):トルコ行進曲
・ドヴォルザーク(コンツ編):ユーモレスク
・ギュルトラー:Laumas Kasas
・ギュルトラー:Judz tautietis
・アクロン(ベンディックス=バルグリー編):ヴァイオリン弾きのダンス
・ドビュッシー(コンツ編):亜麻色の髪の乙女
・コンツ:ピッピ
・「カーニバル(謝肉祭)」朗読:中谷美紀
(サン=サーンス「動物の謝肉祭」に独自の解釈を加えたオリジナル組曲)
J.ウィリアムズ:「ジュラシック・パーク」よりテーマ/H.マンシーニ:ピンクパンサーのテーマ/サン=サーンス:白鳥 他
・坂本龍一:Merry Christmas Mr.Lawrence(「戦場のメリークリスマス」)
・スティング:イングリッシュマン・イン・ニューヨーク
一言で言うと、すごく楽しいコンサートでした。
行く前は眉間に皺が寄っていた私ですが、途中結構笑ったし、アンコールの「戦場のメリークリスマス」では泣いちゃったし、中谷美紀さんの美しさにはボーッとなったし、すごく楽しめました。
前半は名曲とオリジナル曲、東欧のユダヤ人民謡を7人編成に編曲したものでした。
チェロや足が打楽器のような役割をしたり、口笛や歌も入ったり、すごく楽しいアレンジでした。個々の演奏力は言うまでもなく。
クラリネットのダニエル・オッテンザマーさんが英語で説明してくれましたが、私程度でも理解できる英語でした。
後半はアニメーションを使った「シン・動物の謝肉祭」と言った感じのカーニバル。
中谷さんの朗読が、まさにクールビューティーという感じでした。サン=サーンスの「動物の謝肉祭」だけじゃなくて、他の映画音楽もたくさん演奏されて、楽しい演出でした。
私的には、一番面白かったのは、コントラバスのソロの「熊蜂の飛行」でした。凄すぎました!
そして、アニメーション作製がヴィオラのティロ・フェヒナーさんと後から知り、驚きました。ご夫婦揃って多才!