グラン・トリノ（GRAN TORINO）
監督/クリント・イーストウッド
クリント・イーストウッド/ビー・ヴァン/アーニー・ハー
117分
http://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/
妻に先立たれ、息子たちとも疎遠な元軍人のウォルト（クリント・イーストウッド）は
自動車工の仕事を退職しして以来単調な生活を送っていた
そんなある日、愛車の72年製グラン・トリノがアジア系移民の少年タオ（ビー・ヴァン）
に盗まれそうになり、タオに銃を向けるウォルトだったが、この出会いがそれぞれの人生を
大きく変えていく…。
「ミリオンダラー・ベイビー」以来、4年ぶりの監督・主演も兼ねたクリント・イーストウッド
監督としては「チェンジリング」からすぐの公開（この時期がアカデミー賞ノミネート逃したか...）
朝鮮戦争従軍経験を持つ気難しい主人公が、近所に引っ越してきたアジア系移民一家との交流
により自身の偏見に直面し葛藤する姿を描く
少数民族に心を動かされた彼もまた移民であり、それがアメリカである事は充分に理解した上で
どうしても大事に至った切っ掛けが好きになれなくて...
ヒロイズムも結構だし、最後は確かに格好良かったが、それがラストのタオのシーンに繋がるのか...
ちょっともう一度見直してみたい
★★★☆
丸の内ピカデリー3 ★★★★
1、2より小さいがスクリーンは大きめ、少し見上げるか