夢の島2歳で別れてから24年。音信普通だった父が亡くなった。その知らせを受けて以来、駆け出しのフリーカメラマン・絹田信一の身辺は急に騒がしくなる。唯一遺品として受け取った、父が書いた絵。それをめぐり、不穏な動きを見せる人間たち。恋人、友人も様々な事件に巻き込まれ、信一は絵に秘められた謎に挑む。夢の島(講談社文庫・07/08)★★☆珍しく展開が読み易く、ドキドキ感が少なかったかな