闇の子供たち貧困に喘ぐタイの山岳地帯で育ったセンラーは、もはや生きているだけの屍と化していた。実父にわずか8歳で売春宿へ売り渡され、世界中の富裕層の性的玩具となり、涙すら枯れ果てていた...。アジアの最底辺で今、何が起こっているのか。幼児売春。臓器売買。モラルや憐憫を破壊する冷徹な資本主義の現実と人間の飽くなき欲望の恐怖を描く衝撃作!映画は原作に忠実だが駆け足だったので十分補足になった後半乗りきれなく、夢中に読むまでには至らず。。。闇の子供たち(幻冬舎文庫・04/04)★★★★