
監督 阪本順治/原作 梁石日 138分/PG-12
http://www.yami-kodomo.jp/
日本新聞社のバンコク支局駐在の南部(江口洋介)は、東京本社から調査を依頼され、タイの臓器密売の真実に迫る
一方、NGOの職員である恵子(宮崎あおい)はバンコクの社会福祉センターに赴任し、最近顔を見せなくなったスラム街出身の少女の行方を知る事になるのだが...
幼児売春や臓器売買という社会的なタブーを真っ向から取り上げた作品(*但しノンフィクションではない)
撮影場所や子役に対しての気使いは相当なものだったようだ
勘違いを起こさせる極端な仮説は別として、フィクションの中にある真実の部分がこれからも取り上げられ、多くの人に知れ渡るといい
バンコク国際映画祭での上映が中止になったが、タイの一般市民より寧ろ政府に、そして他のアジアや欧米にこそ見てもらいたい
タイより日本人側の緊迫した場面にあまり深く入り込めなかった(ただ単にタイに関して無知だからかな)
全てを取り上げようと詰め込んだ感があったが、端折れずこれ以上長く出来ずといったところか
細部は手元にある未読の小説を読まなければ
★★★☆
有楽町スバル座 ★★★
昔ながらの古いイメージの割には館内はきれいだし、座席もゆったりとしていて落ち着いた雰囲気