今回の記事は気合い入ってます。

 

いや、いつも気を抜いてるって訳じゃないっす。 笑

そういう意味じゃないっす。 笑

今回は特に気合いが入ってるという意味です。

 

理由は僕が大好きな銃ネタだからです。 笑

 

突然ですが、最近の漫画や映画でよくある銃撃戦。

やたら二丁拳銃振り回したり、横にして撃ったりして、とにかく撃ちまくればいいみたいな風潮がありますが皆さんはどう思いますか?ちなみに僕は嫌いです。 笑

 

どちらかというと僕は乱発するよりも一撃必中型の精密な射撃戦を好みます。

ジョン・ウー監督みたいな破壊型のカッコつけガンアクションよりもゴ○ゴ13みたいな緻密かつ精密なプロに徹した銃撃戦が好きなのです。

 

これは好みや善し悪しというよりも一種の拘りや美学みたいなものでしょうか。

 

そんな訳で(どんな訳よ? 笑)今回紹介する人物は、

 

一撃必中。

 

これは、まさに彼のためにある言葉なのではないでしょうか?

 

■シモ・ヘイヘ(1905年12月17日 - 2002年4月1日)

 

俗に言う冬戦争において、ソ連から「白い死神」と呼ばれ恐れられたフィンランドの伝説的狙撃手です。

後にも先にも、彼ほどの腕を持った狙撃手は存在しないでしょう。

 

彼はスナイパーとして史上最多の確認戦果542名射殺の記録を残しています。(あくまで記録だけで、この人数です。実質的な被害者は更に数が増えるでしょう^^;)

 

身長約152cmと小柄ながら、120cm以上ある狙撃銃モシン・ナガンM82を駆使し、彼はスコープを使用せず銃身に付いた鉄製の照星と照門のみで狙撃を行っていたそうです。

 

わずか32人のフィンランド兵なら大丈夫だろうと4000人のソ連軍を突撃させたら撃退されたとなどといった逸話も残ってます。

 

狙撃の技術は入隊前に営んでいたケワタガモ猟で培われたものと言われ、連続的な射撃と精度を両立。狙撃訓練課程では150mの距離から1分間に16発の射的に成功したという記録が残されているそうで、実戦でも300m以内ならほぼ確実に敵兵の頭部を狙撃したといいます。

 

しかし、彼に関する逸話はそれだけに留まりません。ちなみに……

 

・シモヘイヘがいるという林の中に足を踏み入れた1時間後に小隊が全滅した

・攻撃させたのにやけに静かだと探索してみたら赤軍兵の遺体が散らばっていた

・気をつけろと叫んだ兵士が、次の瞬間こめかみに命中して倒れていた

・スコープもない旧式モシンナガン小銃で攻撃、というか距離300m以内なら確実にヘッドショットされる

・いとも簡単に1分間に150mの距離から16発の射的に成功した

・野営中の真夜中にトイレからテントまでの10mの間にヘッドショットされ即死

・戦車と合流すれば安全だろうと駆け寄ったら、戦車長がシモヘイヘから狙撃済みだった

・赤軍の3/100がシモヘイヘに狙撃された経験者、しかも白い死神という伝説から「積雪期や夜間ほど危ない」

・「そんな奴いるわけがない」といって攻撃しに行った25名の小隊が1日で全員死体になって発見された

・「サブマシンガンなら狙撃されないから安全」と雪原に突撃した兵士が 穴だらけの原型を止めない状態で発見された

・5階級特進で少尉となったシモヘイヘに狙撃の秘訣を尋ねると、ただ一言「練習だ」

 

・コラー河付近はシモヘイヘに殺される確率が150%。 一度狙撃されて負傷すると確実に凍死する確率が50%の意味

・シモヘイヘが狙撃で殺害した数は505人、他にサブマシンガンで倒した数は正式なものだけで200名以上

 

※某掲示板より引用。

 

といった具合です。もはや人間とは思えない所業ですね。^^;

 

その間、戦闘中に爆風を浴びて顔を吹っ飛ばされるなど(傷は亡くなるまで残った)しますが、ヘイヘは96歳という寿命を全うします。

(最強だった上に大往生だなんて凄すぎですよね。^^;)

 

ちなみにシモ・ヘイヘは僕の小説の霧崎香澄という登場人物を生み出す上で参考にした人物の一人です。

 

彼女は今までに類をみない程の腕を持つ、最強の殺し屋(現在は引退。理由あって捜査官に鞍替え)にしてやろうと企み、僕が最も意欲的に取り組み生み出したキャラクターの一人です。

僕の銃の知識をふんだんに盛り込んでます。 笑

 

香澄は女ですが、スペック的には、もろにシモ・ヘイヘに影響を受けてますね。二つ名があるところなんかも一緒です。^^;

(彼女にどんな活躍をさせたか気になる方は下記リンク「懲役警察」をポチってみてください。 笑 )

 

もっとも彼女はグロックを愛銃として使っているのでスナイパーというよりガンマンに近い存在ですが。^^;

そういう意味では西部開拓時代のビリー・ザ・キッドやワイアット・アープなんかの方に寄っているかも知れません。(あ、次回はこの二人を紹介しよっと 笑)

 

そうそう、小説の方については、今後は香澄と同等か、それ以上の腕を持つ敵(殺し屋や賞金稼ぎ等)なんかの登場も考えてますので、お楽しみに。 笑 個人的に彼女がボロボロに負けた時の姿も見てみたい。笑

やっぱ敵は強くなくっちゃね。^^; 

 

そんな訳でシモ・ヘイヘという人物。いかがでしたでしょうか?^^

こんな怪物のような人物が本当に存在していただなんて信じられますか? 笑

 

まさに事実は小説よりも奇なり……ですよね。^^;

 

 

 

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