ほぼ24時間前、ボクは患者宅でその時を迎えていました。

怖かったですが、患者とその家族を前にビビった様子を見せてはいけないと思い、気丈に振る舞いました。

寝たきりの人、車いすの人、歩けない人にとっては、いざとなれば走って逃げられるボクなんかよりはるかに恐ろしい大揺れだったはずです。


終業後は職場の車を借り、後輩と二人で3.5時間かけて自宅まで帰ってきました。


行雲流水

とりあえず、ボクの近しい人にけが人や死人は出ていません。

不幸中の幸いです。


しかし被害はまだまだリアルタイムで進行中。

地震、津波、火災、土砂崩れ、雪崩・・・。

自然の驚異の前に、人は無力という他ありませんね。


それにしても、12日正午現在、スーパーやコンビニの食品陳列量が極端に少ない。

パンや弁当、肉や魚など、棚は軒並み空の状態でした。

それでもレジは長蛇の列。水のペットボトルやカップめんを大量にカゴに入れている人が目立ちました。


品薄なのは、

交通網のマヒで物流がストップしているためか?

被災地への食糧支援を優先しているためか?

あるいは、開店と同時に殺到した客が買い占めたのか?