最近朝の通勤電車ではDVDで「新撰組! 」を観ている。三谷作品なのに今まで観ていなかったのが自分でも不思議だ。物語りはまだ序盤、若き日の近藤勇を中心に描かれている。


ボクは坂本龍馬の大ファンだから、幕府に仕える新撰組の連中は基本的に好きでない。単なる人殺し集団くらいにしか思っていない。しかも奴らは「誠」の御旗を掲げているにもかかわらず、戦い方はむしろ武士道に著しくそむくものであったという。その必殺の戦法とは、多勢に無勢。複数で同時に斬りかかるという卑怯な手段だったようだ。最低である。


妻は「壬生義士伝」を読んで新撰組に対する見方が変わったという。はたして今回の三谷作品は、ボクの「新撰組観」を変えるほどのものだろうか?