もうやるこたぁやったので、2日目は気ままに過ごしたい。

大ホールで神経系と骨・関節系の演題発表を聞いた。興味深いものもいくつかあったが、特筆すべきは座長と指定発言者(コメンテーターみたいな人)の演者に対する意外な辛辣さだ。抄録と発表内容が食い違っていたり、中には結果が真逆になったりしちゃってるのもあって、そーゆーのは厳しい注意を受けて然るべきだと思う。でも、地道にコツコツやってる努力が見えたり、とてもクリアで分かりやすい発表などにも、けっこうざっくりと切るんだなぁ。腰を折るっていうか、やる気をそぐっていうか…。そんな言い方しなくてもって何度も思った。

午後、便所で偶然ACLリハの大家・広島大学の浦辺先生と隣になった。先に用を済ませ、外で待ち伏せしつつ話しかけるべきか否か悩んだ。
―ここで話しかけなかったら、その後悔はとても大きいだろう。そして仮に失敗に終わったとしても、飲み会で笑い話にできるだろう―

よしっ、GOだ。

外に出てきた浦辺先生に、思いきって話しかけてみた。
自分がどんな研究をしているか、その上でいかに浦辺先生の文献を参考にさせていただいているかなどを、まくしたてるように一気に伝えた。

一瞬引いてるようにも見えたが、浦辺先生は足を止めて真摯にボクの話を聞いてくれた。今後やろうと思っている研究テーマについて「おもしろそうだね」と言ってくれた。そして名刺をくれた。

嬉しかった。やはり話しかけてよかった。

これが2007in新潟の最大の成果だ。
学会はやはりちょくちょく参加すべきだなぁ。

展望台