情報化社会の真実養老孟司が言っていた。 「ガンで余命を宣告されたら、昨日まで見ていた桜並並木も、全く違って見えるだろう。つまり発信される情報とは常に不変であり、変わってゆくのは見る側の方、すなわち人だ」と。 訪問に異動して2日目、いつものリハビリ室が違って見えた。 置かれている立場や心持ちで、こうも違って映るのかと感じた。