確か「バカの壁」のなかで養老孟司が、「地球温暖化の原因は二酸化炭素だと科学的に証明されたわけではない。どうやら関係が深いようだということが分かっているだけ。断定してしまうのは危険だ。」というようなことを言っていた。

ほぅ。


先日ラジオでこれを支持する話をいくつか聞いた。


ひとつは「温暖化の原因は太陽の黒点だ」とする説。

太陽の黒点は6000年くらいを周期に活動が活発になり、ここ最近がその活動期にあたるというもの。つまり二酸化炭素の増加なんかは大した問題じゃなくて、太陽の影響なんだから仕方ない、ということだ。ちなみに6000年前の地球の平均気温は今より4℃高かったとのこと。どうやって計ったんだ?という気もするが・・・。


もうひとつは「コーラ理論」というもの。コーラの栓を開けると途端に炭酸ガスが放散して、しばらく経つと泡が出なくなる。いわゆる気が抜けた状態になるが、このコーラを熱するとどうなるか?実は再び炭酸ガスがブクブクと出てくるそうだ。

コーラ理論はこれと同じで、「地球が何らかの原因で温暖な状態になった結果、大気中の二酸化炭素量が増加した」という従来とは真逆の考え方だ。


他にもいろいろあったが忘れてしまった。

まぁ、暖冬は悪くないと思う。