ナインティナインの「ごちバトル 」はけっこう好きで、よく観る.


オーダーした料理の予想合計金額が、あらかじめ設定された金額にどれだけ近いかを順位付けする内容で、いわばどれだけ食通であるかを競い合うわけだ.

が、どう考えてもそのルールがおかしい.


たとえば題1問.10000円の料理を、A氏は9000円と予想し、B氏は2000円と予想したとしよう.

当然A氏の方が正解に近いわけだ.

そして題2問.今度は5000円の料理をA氏は4000円、B氏は14000円と予想したとする.

今度もA氏のほうが圧倒的に正解に近いわけだが、ここで不思議が生じる.


整理すると、

1問目(10000円)+2問目(5000円)=15000円.これが正解金額.

A氏予想金額は、9000円+4000円=13000円.正解との差は2000円.

B氏予想金額は、2000円+14000円=16000円.正解との差は1000円.


つまり、この段階で正解に近いのはB氏ということになってしまうのだ!

これっておかしいでしょ?

実際こんな感じで勝敗が分かれたケースも幾度か目撃している.


ちゃんと食通を見極めようとするならさ、予想金額と正解との差を絶対値でとって、それを加算していく方式にしなくっちゃ.

まぁこんなバラエティー番組で別に本気で食通なんか決定してもらわなくたっていいんだけどさ、とりあえずルールに破綻があっちゃマズいんじゃないのか?


あと、なぜかレギュラーの船越英一郎.

いらないよぉ.