A:精神的にぶれないひと。

B:精神的なぶれを、周囲に気付かせないひと。

C:精神的なぶれを、周囲に露骨に出すひと。


精神的なぶれっていうのは、「ご機嫌と不機嫌」とか「そうとうつ」とか「ハイとロー」とかっていう、心の揺れみたいな意味だけど、結局A・B・C、どのタイプの人が1番強いんだろう?


ボクの考えを書く。
A:理想だよね。ぶれない自分を持ちたいよね。けどこれ、鈍感ってことと表裏一体な感じがする。想像力と感受性がある限り、ひとはなかなかAではいられないと思う。だから歳をとるとだんだんAに近づくんだろう。

B:たぶんほとんどの大人がこのタイプなんじゃないかな。多かれ少なかれ、ガマンして、取り繕って、うわべだけの笑顔をつくって、そんな自分に疲れてさ。ムカつきや腹立たしさをグッと腹の奥に引っ込めて、何でもないよって顔するんだ。
C:やはりこれが1番強い。後先考えず自分の感情を率直に出せるひとってスゴい。見てて「すげぇな~、丸出しだな~」と思う。そして、「近づかんとこー」とも思う。巻き込まれたくないもんね。
だからそうゆうひとって、だんだん周囲が距離を置くようになるんじゃないかな?とくにBタイプのひと達からなんかは、だんだん信用されなくなっていくと思う。
だって、みんなCだったらたぶんいま人類いないよ。戦争かなんかでとっくに滅んでる。強くはないけど、やっぱりBのひと達こそが社会や未来を支えているんだろうな。
赤ん坊なんか丸っきりCだもんね。でも自分の子だから近づかないわけにはいなかない。むしろ1番近くで見てやらなきゃならない。

で結局、大人はCにならないように気を付けて気を付けて、なんとかBを保ちつつ、生きてるんだと思う。で、CになっちゃうかBで踏みとどまれるかの境目って、周囲のひと達のことをどれだけ大切に思えるかにかかってるんじゃないかなぁ?
なんか回りくどい話になっちゃったけど、ボクはなるべくCにならないように意識してる。信用を失いたくないし、周りのひと達に気を使わせたくないから。疲れることもあるけど、そうしてるんだ。
みんなはどう?