治安の悪化や様々な出来事は、
大人に成れない大人たち、
僕はこのような大人のことをよく「5歳児」と書いてますね。
何か悪いことをして逮捕されれば、
平気で言い訳や嘘をつく大人。
優秀な学歴を有しても、
平気で人を騙したり責任を取れない大人。
動物のように「本能」のままに行動する大人、
自己中心でわがままな5歳児のままの大人、
皆さんの周りにも多いのではないでしょうか。
私たち人間は、
生まれた時には皆等しく「善人」として生まれてきます。
その後は、
幼児期の子育てや親の姿勢などで、
善人として育つか悪人として育つかの基礎が決まります。
核家族であれば、
子育てを教える人や見守る人が居ないので、
尚更大変ですよね。
確かに子育ては大変でしょう、
だからといって虐待は勿論、
放任主義や過保護等も良くないですね。
何事も「バランス」が必要ですが、
子育てで最も重要なことは「親の愛情」です。
ところが、
子どもを虐待しておきながら、
何かあると「しつけだから」と言い訳する親もいます。
そもそも「しつけ」とは何か?
しつけで最も重要な事は、
親が子どものお手本となるのですから、
親が日頃から責任ある生活態度を示すということです。
つまり、
子どもに教えることは、
親がそれを実践できなければ意味がありません。
口先だけで子どもは育ちませんね。
とにかく、
親が先ず「心と体」のバランスを取れるように努力することが重要です。
体は食べて寝れば誰でも大人に成長しますが、
心はそうは行きません。
つまり、
「心と体」のバランスが取れた大人は少ないというのが問題であり、
心の成長が大人への成長に重要なものであると言うことです。
皆さんは、
子どもと大人の違いについて、
正しく理解しているでしょうか?
おそらく、
本当に正しく理解している人は少ないでしょう。
今の子どもたちや子育てを見れば、
自ずと結果、つまり未来が見えてきます。
先ずは私たち大人が、
大人としての「責任と義務」を果たせるようにならなければなりません。
そして、
子どもに言っていること、
例えば「人に嘘をついてはいけません」とか、
「差別をしてはいけません」「いじめはいけません」などと言う人はいますが、
そのような人の多くは自らその事を実践していません。
間違った子育てや教育が、
現在(いま)の日本社会を築いてきたのですが、
現在(いま)の日本は平和ですか?皆さんは幸せですか?
おそらくそのような人は少ないでしょう。
本当に子どもたちの将来の事を考えるならば、
先ずは親が、教師が、あらゆる大人たちが、
大人として成長しなければなりません。
子育て中の皆さんは大変でしょうけど、
子どもたちの未来のためにも頑張りましょう。
