子どもの教育も重要ですが、


大人として成長していない大人に子どもの教育は不可能ですね。


もうすぐ夏休みが終わりますが、


子どもの勉強や夏休みの宿題は終わったかな?


勉強しない子ども、


宿題をしない子ども、


そのような子どもは勉強以前の問題を解決しなければなりません。


ところが、


多くの親や教師はそのような子どもたちに対して、


「勉強しなさい」「宿題をしなさい」「勉強しないと大人になって困るよ」などと意味のない言葉しか発しませんね。


ましてや学校教師の中には、


勉強や宿題をしない子どもがいると、


直ぐに親に頼る教師もいますが、それは教師として失格ですね。


勉強しない子どもは、


確かに親の子育てに問題がありますが、


学校教師に指導力があれば、


そのような問題は解決出来るものです。


僕の体験談にも書いたように、


僕自身は塾の講師だった頃、


週に2〜3回くらいしか会うこともなく指導できる時間もわずかでしたが、


そのような中でも子どもたちが自ら勉強できるように指導し、成績や学力を上げていました。


「塾の講師だから当然」


と、思う人もいるかもしれませんが、それは誤解であり、


塾講師でも家庭教師でも学校教師よりは教科指導については能力が高いけど、


本来家庭での子育てや学校教師の指導力があれば塾や家庭教師など必要ないものです。


少し話が逸れましたが、


「宿題」については以前にも何度か書きましたが、


そもそも「宿題」に関しては宿題を出す担当教師の責任ですから、


それを親に託すとか親に頼るなど以ての外ですよ。


能力の無い教師は、


勉強しない子や宿題をしてこない子に対しての指導力も無いですね。


僕も小学校や中学校、高校などの授業を見せていただいたことがありますが、


教師の話や説明を真剣に聞いている児童生徒が少ない事の事情がよく分かりました。


ある高校の授業参観では、


生徒の父母たちと一緒に後ろに立って見ておりましたが、


先ず教師の説明する声が小さくて殆ど聞こえませんでした。


それもあるのか、


後ろの方では生徒同士の私語が目立ちましたね。


それを観ていた僕は、


「先生、授業代わりましょうか」


と、大声で言いたくなるほどでしたが、


あまりにも酷い授業だったので途中で教室を出ました。


またある中学校では、


複数のグループを作り、


1つのグループは6人平均で机をくっつけてその周りに生徒が座る形で授業を受けるのです。


たしかこれは、


旧ソ連方式だというのを聞いたことがありますが、


グループの1人に体調が悪くなった生徒がいれば、


連帯責任でグループ全員でその生徒を保健室に連れて行かなければならないというのも聞きました。


もしかしたら、


このような学校が今でもあるかもしれませんね。


いろんな学校を見せてもらいましたが、


「これでよく、教師がつとまるなぁ〜」


と思うことばかりでしたよ。


とにかく、


もうすぐ二学期が始まりますが、


宿題については、親が口を出すことではありません。


それよりも、


心無い大人の犠牲になる子どもたちを守るべき大人たちが、


自己中心でわがままな5歳児のままではいけませんね。


一人でも多くの大人が育つことを願うばかりです。