子どもたちの夏休みも残り少なくなってきましたが、


夏休みの宿題は進んでいるでしょうか?


自主学習はできているでしょうか?


家族や塾の講師など、


子どもの宿題を手伝っていないでしょうか?


そもそも学校の勉強は、


担任の教師と児童生徒の関わりで行われるのですから、


第三者が関わるのは良くないですね。


それで僕は昔、


「塾など行かせなくても、学校の授業だけで十分だ」と言っておりましたが、


学校訪問や家庭訪問をしながら塾の講師をして見ると、


指導力の無い学校だけでは無理だということが分かりました。


また、


家庭訪問でも様々な問題が見えてきました。


とにかく、


学校では先ず教職員組合の問題と教師の指導力や資質の問題を解決しなければなりません。


勿論、


学校現場をよく知らない文科省にも問題はありますね。


一方の家庭では、


勉強に対する考えは捨てて、


子育ての問題を見直さなければなりません。


親は口先だけで子どもに言うのではなく、


先ずは親が姿勢を正し、有言実行で子どもの信頼を得なければなりません。


そもそも「家庭教育」とは、


学校の勉強を追及することではありません。


宿題を見ることではありませんし、


宿題の事は学校の教師に任せれば良いのです。


また、


宿題を出す教師は、


宿題をしない子に対して親に頼るのではなく、


教師自らがその責任を負うのですよ。


僕は塾の講師をしていた頃、


家庭訪問をして親には必ず勉強の事に口を出さないよう約束を取り付けておりました。


その分、


勉強に関しては全て責任を持って指導しておりました。


塾では学校とは異なり、


児童生徒と接する時間は短く、


わずかな時間であらゆる指導をしなければならないので、


学校の教師レベルでは出来ません。


実際に、


学校教師経験者などは、


塾や家庭教師では全く役に立ちません。


それほど指導力が無いのです。


でも、


反対に塾講師を経験して学校教師になると、


やはり学校の方が楽なようです。


とにかく学校教師も家庭の親も、


子育てや教育について正しく知らなければなりませんし、


子育てや教育を正していかなければなりませんね。


それに、


「いじめ」や「不登校」はじめ、


様々な問題は全て親や教師に原因があることも知らなければなりません。


ましてや「義務教育」である小学校・中学校では、


社会に出て最低限必要な事柄を教え育てる事ですから、


学力差は20%くらいに収まるように指導しなければなりませんし、


マナーやルールを自ら守れるように育てなければなりませんが、


それは親や教師の姿勢にかかってきます。


子育てや教育について、


真剣に取り組む親や教師が一人でも多く出てくることを願うばかりです。


きょうも、


ブログ訪問有り難うございました。