今朝もこの番組を観ておりましかたが、
またまた教育な新たな問題が発生しました。

公立の中学校から偏差値が消えましたが、
そもそも偏差値は良く使えば必要なものでした。
ところが、
指導力の無い教師たちが、
高校への進路指導において偏差値を見ながら進路先の高校を振り分けるというとんでもない事をしていたのです。
当時、
僕は塾の講師をしておりましたが、
塾では偏差値を利用して生徒の希望高校入試に偏差値が少し足りない時には、
徹底して偏差値を上げる指導をしておりました。
ですから、
学校では進路指導で志望校を下げるよう言われた子どもたちを本人の志望校に合格させることをしておりました。
また、
塾で貼り出していた生徒のテストの上位順を1時廃止したけど、
生徒たちの要望で復活させました。
そして今朝の番組では、
小学校一年生、二年生で通信簿を廃止するというニュースが話題になりました。
スタジオからは、
武田鉄矢氏も廃止に賛成し、
その理由を話していましたが、
僕はこの通信簿廃止には反対です。
武田鉄矢氏は、
「先生の話を静かに聞く姿勢」などを教える方が重要などと話されておりましたが、
その事には僕も賛成します。
しかし、
先生の話を静かに聞くことや、
勉強することの大切さなどは必要な事ですが、
それをするのが家庭であり幼児期の子育てにあり、
最も重要なのが親の姿勢なのです。
学校では躾(しつけ)も必要ですが、
基本的なことは家庭でするのが重要なのです。
ところで話を通信簿に戻しますが、
学校は教科書を中心に知育を重点に行う所であり、
ましてや「義務教育」では社会で必要最低限に必要な教育ですから、
教える内容の約8割くらいは全生徒が理解出来るようにしなければなりません。
通信簿も偏差値同様に、
教師の扱い方一つでその価値は違ってきます。
ですから、
通信簿を廃止するのではなく、
それをうまく活かし、正しく指導出来る教師を育てるほうが重要です。
いずれにしても、
学校教育の問題は恐ろしいほど問題が山積しているのに、
あらゆる問題を子どものせいにしたり、教師の間違いを正そうとしない事のほうが問題です。