先日も祖母の家で遊んだことを書きましたが、


やはり、歳なのかなぁ〜!


子どもの頃の事を時々ふと思い出します。


昨夜も日が暮れるのを見て、


突然小学生の頃の事を思い出しました。


勉強道具で重たいランドセルを背負って、


片道1時間以上もかけて歩いた通学路、


授業が終わって学校を出る時にはまだ明るいのに、


歩いているうちに日が落ちていく。



この絵は、


実際に通っていた通学路をほぼ実際の風景に近いようにAIを使って描かせたものです。


小学2年生になると、


2人しかいなかった先輩も1人になりましたが、


そもそも1年生の頃から1人での通学が多かったのです。


何故なら、


僕が1年生だった頃、


先輩の1人は5年生、もう1人は6年生でしたが、


その2人は仲が良くていつも僕を邪魔者扱いしていましたから一緒に通学することはほとんどありませんでした。


ですから、


上の絵はある夏の夕方の帰り道です。


途中からは道路から外れ、


道は狭く、まるで獣道のような細い坂道を歩いていると、


途中には杉林が数カ所あり絵の中の風景はその一つの薄暗い杉林から抜けるところです。


この杉林を抜けると少しだけ空が見えて明るくなりますが、


この先を左に降りて行くと川があり3本の丸太を並べてロープでつないだだけの橋を渡ります。


でも、


水面からわずか 20cm くらいの高さですから怖くはありませんでした。


その橋を渡ると今度は竹林の中の坂道を登ります。


このような山道を歩きながら帰ると、


家の近くの杉林を歩く頃には辺りが暗くなっています。


特に冬は日が短いので、


真っ暗な杉林の中を歩くことになります。


いつもの通学路なので馴れてはいるものの、


やはり家の灯りと親の顔が見たくて急ぎ足になります。


真っ暗な杉林の中から、


遠くに家の灯りが見えると走り出すことも少なくありませんでした。


他の皆は、


家の近くまで話しながら楽しく通学出来るのに、


何で自分は話せる友達もなくて1人なんだろうと悲しくなることもありました。


が、しかし、


これが後に不登校へと進むきっかけにもなったのではと、今では思いますね。


ところが大人になり、


自分で自動車を運転するようになっていろんなところへ行くと、


僕よりももっと遠くの学校へ通う子どもたちを見かけるようになりました。


ましてやテレビを見ていると、


中国やアフリカなどの子どもたちは、


数kmどころか数十kmの道程を通う子どもたちや、


危険な道を命がけで通う子どもたちを見ることがありますね。


そのような命がけの通学をしている子どもたちを見ていると、


自分の事が情けなくなりますよ。


でも、


既に終わった過去のことなので深く考えることはありませんが、


良き思い出として楽しかったことを思い出しながら前向きに生きております。


今でも遠くの学校へ通う子どもたちには、


最後まで頑張って卒業して欲しいですね。


とにかく心ある大人たちは、


子どもの安全を確保しながら暖かく見守って欲しいと願っております🙏。


きょうも1日、


皆様の健康と安全を願っております🙏。