まだ僕が小学1年生の頃、
我が家にはまだ電気が無かったので、
夜にはランプの灯りで電池式のラジオを聴きながら育ちました。
その頃、学校の帰り道、
集落の入り口に1軒の家がありましたが、
その家には既に電気が来ておりテレビもありました。
その家の前を通るとき、
その家のおばさんがよく「きょうもテレビ見に来なさい」と声をかけてくれていました。
その家からしばらく歩いて帰宅すると、
ランドセルを置いて再びそのおばさんの家へ行きました。
当時はまだ白黒テレビ、
よく見ていた番組は僕の好きなアニメでしたが、
その頃のアニメと言えば、鉄人28号、スーパージェッター、鉄腕アトム、エイトマン、ワンダースリー等は今でも覚えています。
鉄腕アトムや鉄人28号などは、
今でもご存知の方もいらっしゃるでしょうけど、
スーパージェッターはどうでしょうか?
未来的な特殊なスーツを着た少年が、
腕時計、今のスマートウォッチのような時計に向かって、
「流星号、流星号応答せよ」などと声を掛けると、
それこそ未来カー的な乗り物、空飛ぶ車みたいな乗り物がやって来てジェッターと呼ばれる少年が、
その流星号という空飛ぶ乗り物に乗って事件現場などへ向かうというものでした。
今では、
僕の腕につけているスマートウォッチで、
「〇〇の歌を聴きたい」と言えば曲をかけてくれるし、
「〇〇へ電話をかけてくれ」と言えばかけてくれるし、
様様な健康管理や運動測定などいろんな機能つきの腕時計を自分が使っていることに驚きです。
1980年代後半くらいだったかな?
当時所属していた科学アカデミーの知り合いから、
「科学は既に頂点に達しているので、これから開発されてくるのは、その技術の応用ですね」
ということを聞いたことがありました。
そう言えば確かに、
知り合いの同級生の人が持っていた大きな携帯電話、
ショルダーホーンが発売されてから間もなくして小さな携帯電が出るようになり、
それから携帯電話も次々と進化を遂げながら普及が始まりましたね。
そしてついに僕も携帯電話を持つようになると、
1990年頃だったかな?
Personal Digital Assistant、頭文字を取ってPDAと呼ばれる電子手帳の進化版が出始めると、
その辺りからデジタル機器が複数の企業から発売されるようになり、急激に進化するようになりましたね。
僕はそのPDAと言われる機器の中でも、
SHARP製品のザウルスというのを使っていました。
しかしそれ以前には、
シチズンの腕時計型のコンピューターも使っていました。
それにしても、
1990年頃からのデジタル機器の進化は速く、
しかも小学生から高齢者まで多くの人が、
スマホやスマートウォッチなどのデジタル形態ツールを使うようになりましたね。
ただ、
まだまだ悪用する者たちが多いので、
皆さんも巻き込まれないよう注意して使いましょう。
