皆さんおはようございます☀
今日も暑い一日になりそうですね!
熱中症やコロナウイルス感染対策を確り取りましょう。
ところで、
2017年7月2日(日)の、
フジテレビ系朝の番組でゲストの男性が、
「怒ると、叱るの区別が出来ない人が多い」
(この日のめもより!)
と、発言された人がいたようですが、
多くの人がそうではないでしょうか?
僕が塾の講師をしていた頃でしたが、
ある中学校の生徒から相談を受けました。
その内容は、
「学校に暴力を振るう男性教師が3人いるけど、
そのうちの1人の先生には殴られても納得します。しかしあとの2人は納得できない」
ということでした。
皆さんはこの違いが分かりますか?
僕は「怒る」と「叱る」を次のように区別しております。
まず「怒る」とは、
児童生徒が何か間違ったことを言ったり行ったりした時に、
親や教師などの大人がそのことに関して感情的に怒るだけで、
児童生徒との信頼関係もなく一方的に間違いについて怒るだけでその後のフォローが無いこと。
その点「叱る」とは日頃から児童生徒との信頼関係があり、
何か間違ったことを言ったり行ったりした時に厳しく叱るが、
その後にどうするべきかを確りと教えて諭す事をするということでしょうね。
そしてまた、
3度の注意でも態度や行動が改善されない児童生徒については、
みんなの前でもひっぱたいて、
ひっぱたいた理由とその後の事を確りと指導していました。
ですから、
ひっぱたいた時には「暴力だ」などと騒ぐ生徒はいましたが、
それで問題になったり事件になることもなく、
むしろ児童生徒はその後良くなりました。
それでも改善しない児童生徒については、
親に説明して塾を辞めさせたり休ませた児童生徒も2人くらいいました。
「叱る」ことは必要ですが、
「怒る」ことは絶対にしてはいけません。
特に少子化である現代社会では、
子どもさんの少ない家庭も多く、
甘やかして育てる、子育て放棄(ネグレクト)、暴言暴力による虐待など、
バランスを崩した子育てなど間違った子育てをする家庭も多いようです。
親は「真の愛」、本当の愛情で子育てをしなければなりませんが、
「真の愛」には「叱る」ことも必要ですね。
そして何よりも、
「マナー」や「ルール」を守る子どもを育てるには、
親自らが実践しなければ口先だけでは効果はありませんし信頼関係も出来ません。
幼児期に正しい子育てが出来ていれば、
学校へ行くようになっても、「勉強しなさい」とか「宿題しなさい」などと言う必要はありません。
また、
そのような言葉は絶対に言ってはいけません。
親が賢くなれば、
子どもたちも賢く育ちます。
先ずは一人でも多くの子どもたちが、
心無い大人の犠牲にならないことを願うばかりです。
