今朝もいろんなニュースが絶え間なく入って来ますが、
今朝のニュースからは「教育」を取り上げて見ました。
先ずはこのニュースですが、
多くの問題を作り出す大人たちに正しい教育が出来るでしょうか?
貼り付けたニュースの見出しには、
「社会問題への意識を高め、人間的に成長させる・・・」
と書かれた文字が目に入ると思いますが、
社会問題そのものが、子どもたちを指導している、
または子育てしている大人たちのつくり出したものでしょ。
それらのあらゆる問題を子どもたちに押しつけるのはどうかと思いますよね!
しかも「教育」というと多くの人は、
「受験勉強の為の教育」と捉えるのではないでしょうか?
幼稚園の受験に始まり、
小学校、中学校、高校、大学、大学院・・・
確かに入試に合格出来なければその学校で学ぶことは出来ません。
しかし、
そこで既に「受験」に対する考え方が間違っているのでは?
僕も多くの生徒を見てきましたが、
「勉強」や「進学」などへの考え方が間違っているのでは?
と、思うような子どもたちをたくさん見てきました。
「何のために勉強するのか?」
という質問に対して、
「大人になって必要だから」
「勉強していないと社会に出て大変だから」
などという漠然とした回答や、
「(学力レベルの高い)良い学校に入るため」
「テストで良い点を取るため」
などなど多くの生徒からはこのような漠然とした回答や間違った考えを持つ回答が多くありました。
何故、
多くの生徒が「勉強」について正しく理解できていないのでしょうか。
それは当然ながら、
親や教師が「教育」や「勉強」について間違った考えや指導をするからに他なりませんね。
このような事は教員研修でも見受けられました、
「あなたは、何のためにその教科(担当する教科)を教えているのですか? その教科(担当する教科)は、社会でどのように必要ですか?」
などと質問すると多くの教師は、
「それは分かりません」とか「そんなこと考えたことがない」
と答える教師が多かったのを忘れません。
自分の教える教科の目的や社会での役割も知らずに教える?
また、
多くの教師はテストや受験にこだわりますよね、
そのためか多くの児童生徒は、
「テスト勉強」とか「受験勉強」という意識が強いようですね。
挙げればまだまだ問題は多くありますが、
その程度では「子どもの親」とか「学校の教師」とは言えませんね。
その結果が、
多くの問題を抱える現代社会を創り出しているのです。
先ずは子育てや教育の前に、
親や教師が変わらなければどうにもなりません。
一人でも多くの親や教師が、
自らの愚かさに気づいて「子育て」や「教育」について正しく理解し、
それを自ら実践していけるようになって欲しいですね。
因みに貼り付けたリンクの2つ目に見えてます「偏差値」は、
公立学校からは既に外されておりますが塾などではまだまだ活用されていますね!
でも、
その「偏差値」を正しく活用できているでしょうか?
いずれにせよ子どもたちを育て、
教育する者たちが変わらなければ本当に良い子育てや教育は出来ませんし、
社会問題も解決など永遠に出来ませんね。
それどころか、
現代社会は崩壊への道を辿ってますよ。
少し長くなりましたが、
皆でもう一度「教育」や「子育て」について真剣に考え、見直していきましょう。