テレビニュースでもありましたが、
義務教育における教科指導の問題です。
このニュースは大学付属小学校で履修すべき教科を指導していなかったという問題ですが、
このようなことは公立の小学校や中学校でも多くあり、僕は昔から問題視しておりました。
ある時、
小学校を訪問して校長に面会し、
道徳教育について訪ねようとしたところ、
「ここではその話はしないほうが良いよ。あとが大変だよ」
と言われたのを思い出します。
また、
塾で中学生を指導中に多く目立ったのは、
学年内に指導すべき内容がキチンと指導されていないということでした。
ですから、
中学3年生で高校受験対策に入っているにも関わらず、
学校で習ってないという内容も多くありました。
それは、
福岡県でも大分県でも熊本県でもそうでした。
またある日の塾の授業で、
一人の生徒が落とした学校のテストを拾った時でした、
そのテストを一瞬見て驚いたのは点数が100点満点中 100点という最高点、落とした生徒に、
「おっ!満点じゃないか」
と言って内容を見ると女性と男性の裸の絵が描かれており、
「示すところの名称を記入せよ」という問題などがあり更に驚きました。
すると生徒は慌てて僕の手からそのテスト用紙を引き取り、
「これは先生から『誰にも見せないように』と言われてるから親にも見せてない。だから、絶対にこの事は言わんでよ」
と言われたのを思い出しました。
その生徒も今では立派な大人に成長していると思うので書きましたが、
保護者や教育委員会でも知らないような問題は多く存在するということも知らなければなりません。
特に、
福岡県の一部地域や大分県、佐賀県など日教組の強い地域では問題が多くあり、
それを放置している文科省等も問題です。
日教組の、
「テストの添削で子どもと対話する時間がない」とか、
「仕事が多すぎて生徒指導に支障をきたす」???
「仕事の割には給料が安い」???
などといったわがままを報道するメディアも問題ですね。
挙げればきりがない程山積する学校教育の問題ですが、
メディアも文科省もそのことにはふれてない。
いずれにせよ、
今のままでは学校教育もなくなるでしょう。
児童生徒は減少していくのに、
いじめ、不登校、性犯罪など様々な問題が何故増えるのか?
教育関係者の怠慢は、
今後も様々な問題を表面化させてくるでしょう。