今日は、
ゴールデンウィークの最終日ですが、
皆さんは連休をどのように過ごされたでしょうか?
連休の過ごし方でも、
今後の人生が見えてきます。
ところで、
今朝も相変わらずいろんなニュースが入ってきますが、
その中で一番に目についた問題のニュースのリンクを貼っておきますので、
このニュースの意味するところを確りと考えてみましょう。
以前にもテレビで放送されましたが、
学校教師が休み時間に生徒に行ったテストの添削に時間を取られるという問題です。
このことは僕もこのブログで書きましたが、
結論から言えば、
生徒のテストの添削を担当の教師がするのは当たり前であり、
ましてやパソコンなどを使用するなど以ての外です。
僕も塾講師をしていた頃、
多いときには中学3年生の5教科(英語・数学・国語・理解・社会)のテスト百数十名分を、
一人で添削したこともありますよ。
それに比べれば、
学校教師が行うのは少ないもんですよ。
仮に中学で複数クラスを担当していても、
添削する教科は単科もしくは2教科くらいでしょう。
それに、
テストの添削をする中で生徒一人一人の問題やいろんなことが見えてくるのです。
それが、
生徒へのコミュニケーションの材料となり次の指導の予備知識となるのです。
ちなみに僕の場合は、
添削をしながら生徒の日常の様子を思い浮かべながら生徒本人も気づかない病気を見つけたこともあります。
ですから、
テストの添削というのは、
担当教師の重要な作業のひとつなのです。
それを機械に任せるなど、
本来の教育をカン違いしている愚かな行為であり、
担当のテストの添削もできない教師は教師として失格ですよ。
僕もいろんな学校を見てきましたが、
生徒のことをよく知らない教師があまりにも多すぎます。
このような教師を育てるのも、
その家庭であり大学の愚かな教授たちでしょう。
だからいつも僕は、
今一度教育を根本からミナオスべきだと言うのです。
過去に何度か、
公立学校の教職員研修や家庭教師たちの勉強会などで依頼を受け、
僕の教育指導の仕方などについて話をさせていただきましたが、
結局すべての教師からは「難しくて出来ない」ということでした。
いったい「教師教育」を大学では、
どのようにしているのでしょうね。
役に立たない知識ばかり教えているのでは?
そして最も重要なのが「家庭教育」です。
善人であれ悪人であれ、
この世に生まれてまず一番に接するのは親であり、
「家庭」という、人間社会の縮図である家族社会で重要な基礎を身につけるのが家庭ですから、
当然家庭の指導者である親に似てきますよね。
そもそも親等からの「遺伝」と言われるのは、
容姿の面ですから成績や勉強、それに性格や癖などは、
幼児期に親を見て身につける「後天性」であるので勘違いしてはいけませんね。
人は誰も皆「個性」は変えることが出来ませんが、
「性格」は努力で変えることができますし、
何らかの事象で変わることもあります。
僕が病気を自分で治せたのも、
この性格や生活様式が変えられたからです。
反対に、
いま、病気を患っているのも生活で多くのストレスを抱え込んだことからです。
失礼しました、
話が少し反れましたが、
家庭教育の基本は「真の愛」を育てることです。
ところで皆さんは、
この「真の愛」とはどのようなものだと思いますか?
「愛」には大きく3つの愛がありますが、
どのような愛だと思いますか?皆さんで考えてみてください。
だから僕は以前から、
「思いやり」とか「思いやりの心」という言葉を遣うのです。
家庭教育は学校教育とは異なり、
この「真の愛」を育てるところです。
ですから、
しっかりした家庭で育つ子どもは、
大人になっても素晴らしい活動をされます。
少し長かなりましたので、
今回はここで終わりにしますが、
最後にもう一度念を押しておきます。
学校教育でのテストの添削は、
担当教師のすべき仕事であるということです。
科学技術が進歩発展する一方で、
それを利用するのは私たち人間ですから、
人間が育たなければ社会は成り立ちません。
今後も確りした大人が育つことを願っております。