テレビでは塾や家庭教師のCMが流れる時期ですが、
子どもさんを塾に通わせている人、
子どもさんに家庭教師を依頼している人、
何もしていない人、
それぞれに子育ては異なるでしょう。
でもそこには注意も必要です。
塾でも家庭教師でも、
単なる学校教育の一部を行っているだけです。
僕も塾や家庭教師の仕事をしてきましたが、
塾も家庭教師もあまり期待出来ない事や、
時として犯罪に巻き込まれやすいことも分かりました。
そもそも学校教育が確りしていれば、
塾や家庭教師など必要ないものです。
むしろ、
塾や家庭教師で成績が伸びない子がいるのも事実です。
それは、
指導者の問題が大きく所詮学校と同じだからということもあるでしょうね。
※⬇(図1)
図1に示したのは、
家庭教育、学校教育、社会教育の共通点です。
家庭教育では親と子の相対関係があり、
親が主体者で子どもが対象者です。
ここでは親の指導力が問われます。
勿論、家庭教育は学校教育や社会教育と同じではなく、
全ての基礎となる事柄を指導するものです。
しかし、
何を勘違いしているのか、
学校教育みたいな事ばかり行ったり気にする親が多いですよね。
家庭教育とはそのようなものではありませんよね。
次に学校教育ですが、
小学校と中学校までは義務ですが、
この義務教育は社会への出るための基本的な事柄や、
基礎知識、基礎体力、基礎的な技術力等を身につける為の教育ですから仮に100点満点のテストを実施したときに、
児童生徒数の約8割以上の児童生徒が80点以上の点数を取るようにしなけれななりません。
しかし現実はどうでしょうか?
義務教育では当然ですが教師が主体者で児童生徒が対象者ですから、
教師の指導力が問われますね。
学校訪問をすると、
本当に驚くことばかりです。
僕が御世話になっていた塾でも、
このように集団教育を行っていました。
ですから、
人クラスの理想の生徒数や指導方法等もいろいろ試すことが出来ました。
因みに人クラスの理想の生徒数は、
40人〜45人くらいが最も効果のある人数でした。
つまり、
この人数の児童生徒を細かく指導出来なければ、
一人の生徒も教えられないということです。
家庭教師も経験してきましたが、
集団指導よりも個別指導の方が効率も悪く、
指導も個別指導の方が難しいということも分かりました。
ただし、
本当の教育指導を行なう場合ですけどね。
問題なのは塾や家庭教師よりも、
効率的に良いはずの学校教育の問題ですね。
今後はもう少し、
細かく学校教育や家庭教育について見ていきましょう。