今は一人に1台、またはそれ以上利用されているスマホですが、
昔は携帯電話(通称ガラケー)でしたよね。
携帯電話が小型化して普及し始めた頃かな?
1990年頃だったと思いますが、
SHARPからザウルスという名前で新しいタイプの電子手帳が発売されました。
それまでは、
ポケット電卓に漢字辞書やカレンダー、スケジュール、電話帳等の機能が付いた電子手帳を使っていましたが、
PDA(Personal Digital Assistantの略)と呼ばれる携帯情報端末としてザウルスが初めて発売されて直ぐに購入しました。
それまでの電子手帳以上にいろんな機能が追加され、
広い画面に付属のタッチペンで画面を操作するというものでした。
当時はまだ白黒でしたが、
何台か新しく変わるたびに購入しましたが、
中でも最もお気に入りで今から10年ほどまえに壊れるまで使っていたのが下の写真のザウルスです。
僕がこのザウルスを特に気に入っていたのは、
携帯電話や一部の公衆電話等に接続してインターネットが使えたこと、
画面がカラーで表示されるので写真などもカラーで見れたこと、
携帯電話とこのザウルスを繋いで一般の事務所などのFAXと手書きの地図などの情報もやり取りが出来たこと、
そして極めつけは単3電池2本で動作するので充電器が無くても予備電池を2本以上持っていればどこでも使えたことですね。
ですから、
昼間の移動中でも塾やカウセリングのクライアント等とも連絡や情報共有、
スケジュール管理などいろんなことが出来てとても助かりました。
当時はまだ、
田舎でこのような便利なものを使っている人が少なかったので、
喫茶店などで利用していると周りからは興味深く見られたり聞かれることもありました。
今で言えば、
電話機能がついてないスマホみたいなものでしょうね。
今では掌のコンピューターに電話が付いた、
スマートフォンでいろんなことが出来るようになったので本当に便利な世の中になりましたね。
先程荷物の整理をしていると、
箱の中からこれが出てきたので書いてみました。
壊れてなければ、
今でも使いたいくらいです。
なぜなら、
この本体だけではインターネットに接続出来ないので、
スケジュール管理や電話帳、それにIDやパスワード等も安心して保存管理出来るからです。
今ではスマホで、
子どもから御年寄まで(北毛年寄りですけどね)、
多くの人が利用できるようになったので、
このようなPDAと言っても知らない人も多いでしょうね。