今朝も少しだけ書きましたが、


子どもの勉強、教育とは何なのか?


机の上だけが勉強ではありません。


僕の教育指導の一部を紹介しようと思います。


※⬇皆でクリスマス会の準備中


小学生、中学生合同でのクリスマス会準備の様子です。

学校でも塾でも外でも、

昔と違って同じ学年で数人のグループを作り、

そのグループ毎に遊んだり勉強したりしているのはよく見かけます。

しかし僕の子供の頃は、

同じ集落の子どもたちが全員集まり、

学年など関係なく一緒に遊ぶことが日常でした。

そのような中で縦と横のつながりも出来て、

社会性などを身に着けていたのです。

今の子どもたちも成長すれば社会に出るわけですが、

社会に出れば年齢等関係なくいろんな人とのコミュニケーションや共同作業、それに仕事上でのお付き合いが出来なければなりませんね。

ですから、

小学生、中学生の頃からそのような環境を与えるのは重要だと思います。

1枚目の写真にある生徒たちも、

学年も異なりそのうえ学校も異なるので、

最初は皆話も出来ずおとなしく座っていましたが作業を始めて少しずつ話も出来たり協力するようになりました。

そして次ですが、

※⬇山へ行ったときの1枚です

このように日曜日などで仕事が無いときには、

生徒を山へ連れていき、

自然の中で遊びながら英語や理科など、

教科書ではなく自然を利用して楽しみながら勉強したり、

遠くの眼下にみえる街を見ては自分たち人間の小さいことや、

自然界との共存について話し合ったり、

教室などでは出来ない指導をしていました。

※⬇大分県のトトロの森

そして時には、


各地の名所を訪ねることもありました。

因みにこのトトロの森は、

大分県の公立高校入試にも英語の長文テスト問題として出題されたこともあります。

出来れば家族で一緒に、

自然の中へ行くことがあれば、

周りにあるものを英語で言ったり、

植物やいきものを観察することも良いのではないでしょうか。

子どもたちには、

ストレスの発散にもなりますし、

そのうえ勉強になれば尚良いですね。

今朝の記事にも書きましたが、

山などへ行って「面白くない」とか、

自然に興味を示さない子どもは成績も良く無い生徒が多いものです。

成績と言っても、

形だけの成績ではなく、

本当の学力(実力)のことです。

テストで点数を取るのは比較的簡単に出来ますが、

本当の実力をつけるのは教える側の指導力も大きいものです。

一人でも多くの児童生徒が、

単なる点取り虫ではなく本当の実力を身につけることを願っております。

例えば1枚目の写真には、

中学校で3年生の夏休みまで学校一番の成績で頑張った男の子もいますが、

僕の塾でテストを受けさせたところ、

一緒になった別の中学校の女の子に負けて悔しかったのでしょうね、

その後塾へ来るようになって更に実力をつけていきました。

知識を身につけることは難しくありませんが、

知識を活かすことへの指導が無ければ教育の価値もありませんね。

学校教育の正常化が、

一日も早く進むことを願っております。