子どもたちには、


楽しい夏休みとともに、


沢山の宿題もありますよね。


でも、夏休みは長いから、


宿題が無かったら二学期に次の授業に進めないね。


それにしても、


勉強の目的や効率的な勉強方法を知らない子どもたちも多いようです。


なぜなら、


家庭や学校でも、


勉強の目的や役割、


それに勉強の効率的な方法を教えないからでしょうね。


そもそも勉強の目的とは、


「知らない」「分からない」から勉強するのであって、


勉強で身につける知識は日常の生活や仕事に役立てる、


つまり活用するためにあるんですね。


ですから、


「このところが分からない」


と、子どもが言ってきたとき、


「そんなことも分からないのか?」


という親や教師がいますが、


親や教師がこのようなことを言ってはいけませんね。


ところでこの写真の電子メモパッドには何が書いてあるでしょう!



じつは高校入試の数学の問題から一部書き出しました。

下に黒っぽいものなどを敷くと、

書いてあるものが見えてきます。


この計算は、


キチンと教えれば、


小学4年生でも直ぐに解けるようになります。


この半透明のは別として、


とにかく勉強に重宝するのが、


電子メモパッドですね。


・・・・・ん!?


あ、そうか、


電子メモパッドの活用については以前に書きましたね。


小学校では算数ですが、


算数では記号の意味と計算から応用について学びますね。


中学校では数学と、呼び方も変わります。


数学でも小学校で学んだ記号や計算も学びますが、


数学で学ぶ主なものは計算ではなく、


思考力や想像力、問題解決力などが全体の約7割を占めます。


ところが学校は勿論、


塾や家庭などでも計算を中心に教える人がいまだに多いですね。


中学生で計算が出来なければ、


生徒に合わせて小学生の問題まで戻って解かせるなど、


何度も計算ばかりをさせる人がいますが、


中学生ともなれば、


どのような生徒でも必要なところまでの計算は直ぐに出来るようになりますよ。


但し教える人が、


「教育の目的と役割」などを正しく理解する必要がありますね。


算数や数学の勉強は、


一週間に1時間程度を2日くらいすれば十分です。


理科や数学の図形の場合は教科書よりも、


身近なものを利用するほうが早いでしょうね。


それから、


国語は数学を活用すれば短時間で済みますし、


社会(地理・歴史・公民)や英語も、


ちょっと工夫すれば短い時間でも十分ですね。


とにかく自宅学習は、


1日に2時間〜3時間で十分可能です。


そういえば昔、


ある中学校の教師が、


夏休みの家庭学習を1日に8時間するようにと生徒に伝えていましたが、


常識的な教師であれば、そのような無理な指導はしませんね。


何しろ中学生の集中力は、


15分くらいだと言われてますからね。


大人でも2時間あれば長いほうでしょう。


だからこそ、


効率的な勉強方法を身につける必要があるのです。


全国的に見ても、


本当に学力の高い生徒は、


一日の自主学習時間は平均して2時間程度です。


子どもたちには、


正しい勉強と効率的な勉強方法を身に着けさせましょう。