今夜は、


日本テレビ系の「世界一受けたい授業」


※⬇️テレビ番組表より。


という番組を観ていました。


この中で、


「不登校」の問題もあり、


「学校は必要だが、必ず行かなくても進学できる」


「学校は絶対に行かなくてはならないものではない」


このような話がありました。


確かに学校へ行かなくても、


勉強はできますし進学も本人次第でできます。


実際に僕も、


中学校3年間ほとんど不登校だった生徒の家庭教師を依頼され、


卒業間近だったのでわずかな時間でしたがいろんな事を教え、


本人や家族の希望もあり高校へ進学させました。


その生徒は高校で頑張り、


大学をも卒業しました。


しかし学校へ行くか行かないか決めるのは、


高校から先の話ではないでしょうか?


小学校、中学校は義務教育であり、


人間社会で生きていくために最低限必要なことを学ぶのが義務教育でしょう。


僕も小学校・中学校では不登校で、


中学校では出席日数が足りなくて、


一人、学科試験を受け、その結果で卒業を認められました。


その時、


先生と親からは、


高校進学を勧められましたが断りました。


それは、


学校教育の在り方や教師などに疑問を持っていたからです。


その疑問を解きながら、


教育関連の仕事に携わるようになりました。


カウンセリングを始めるようになったのは、


いじめ、不登校、非行に走る子どもたちに、


学校や勉強の本当の目的を教え楽しく学び、


友達とも仲良く過ごせる学校生活を送って欲しいと願うことからです。


そしてまた、


「塾など行かなくてもいい」「本来、塾は必要ない」


と言っていた僕が塾の講師になったのは、


福岡県の教育に尽力をつくされたある大学の先生からの、


「昼はカウンセリングで学校を巡り、夜は塾で生徒と関われば、昼と夜の生徒の様子がわかるだろう」


という言葉からでした。


学校教育には多くの問題があり、悩む子どもたちも多くいたので、


せめて子どもたちには、


学校や勉強の目的と必要性などを正しく知ってもらい、


学校生活を楽しみながら勉強に取り組んでほしいという願いからでした。


僕も不登校でしたが、


東京で幼児教育関連の仕事に携わるようになり、


学校教育の本来の目的や必要性などが分かるようになったから、


せめて義務教育だけはキチンと学校で受けて欲しいという思いもありました。


ところで不登校の問題ですが、


友だちの「いじめ」や「不登校」以上に深刻なのが教師の問題です。


僕自身、


多くの子どもたちと接してきて分かったのですが、


「いじめ」「不登校」「非行」「犯罪」などに走る子どもは、


その多くが第二の原因である学校教師が確りと、


主体性をもって正しく指導出来れば解決出来る問題であるということです。


勿論、


第一原因は家庭にありますが、


第二の原因である学校で大半の問題は解決出来なければなりません。


それが出来ない要因の一つが、


教職員組合「日教組」の問題です。


そしてもうひとつ、


教育の頂点にある文科省の能力の問題です。


コロナ禍にある現代(いま)こそ、


学校教育について本質が問われ、


指導者たちの能力が問われるでしょう。


無責任な大人たちの被害者である多くの子どもたちですが、


一人でも多くの子どもたちが救われることを願っております。