1995年1月6日

この日の夜は、

塾の冬季講座で中学2年生の授業をしていました。

子どもたちに教科の説明をしていたとき、

ふと、

頭のなかに巨大地震で崩壊していく街が見えました。

「大きな地震が近いうちに起こるなぁ。」

と言うと子どもたちの中から、

「いつ、起こる?」「どこで起こる?」「どこなら安全?」

などと相次いで質問が来ました。

そこで僕は、

「いつかは分からないが、近いうちに東京より九州に近いところで起こる。」

と説明すると続けて、

「世界中どこにも安全な所はない。でも、日頃から他人のために尽くしたり、良いことをすれば、どこにいても、災害から守られる」

という話をしました。

翌日、突然体調を崩し緊急入院することになり、

26年前のきょう、

1995年1月17日朝、

病室のベッドで阪神淡路大震災のニュースを観ました。

あらためて犠牲者の方々に御悔やみを申し上げます。

コロナウイルスに振り回されている現在でも、

巨大地震は足音もなく近づいております。

今後も、

皆様のご健康と安全を願っております。