子どもの言動・行動は、
全て大人に学んだものです。
今年もまた、
このように「人権標語カレンダー」が来ました。
表紙をめくると、
先ず目に飛び込んで来たのは、
「SNS あなたのモラル にじみ出す」(一般の部)
確かにその通りですね。
また、
「有り難う 言って言われて いい気もち」(小学生の部)
など、
どれをとっても素晴らしい作品ばかりです。
しかし、
中でも特に気になったのが、
この作品です。
「いじめの芽 枯らす役目は 私から」(小学生の部)
小学生が何故、
このようなことを書くのかな?
そもそもこの、
「人権」という言葉を強調する人ほど人権を無視するのは何故?
「いじめ」は子どもの問題ではなく大人の問題であることが解らない大人は子どもですよ。
この標語カレンダーに書かれている内容の多くは、
大人が実践すべき内容です。
それが出来ていないから、
いつまでもこのような問題が解決出来ないのです。
問題を子どもに押し付けるのはよくありませんね。
元はといえば、
学校で、
「真の平等」「真の自由」「真の人権」等など教えられないどころか、
教師自体が問題や事件を起こすとこが大きな問題でしょう。
コロナで自粛の間に、
意識転換、思考転換、生活改善などを行い、
「教育と何か」を根本から見直すべきではないでしょうか。
最後に一言、
「人権問題」は「大人自らの反省と行動」、
それに「心の壁を崩す」ことから始めなければなりません。
大人の成長が無ければ、
コロナウイルス感染を止めることは出来ません。