先日の投稿、「クイズ番組から」の中で、

ガリラヤ湖と死海の2つの湖について少しお話ししましたが、

皆さんは、この記事からどのようなことを思われたでしょうか?

ここでもう一度写真を見てください。


この写真から一部拡大してみました。


どうでしょうか、上のティべリアス湖(または、ガリラヤ湖)周辺は、

サラに拡大するとわかりますが、緑地が広がっております。

これは、

湖の水が周辺に流れ出して周辺の土地に潤いを与えていることの証です。

一方で下の写真、死海の周辺には緑地がありませんね。


この死海には生き物もいないと思いますが、

ヨルダン川から流れ込む水を周辺に流し出すこともなく、

ただひたすら溜め込むばかりで、

あとは蒸発によって水の量が保たれているようですね。

同じヨルダン川から水を得ては周辺へ流しだして周辺を潤すばかりでなく、

魚などの生物も生息するガリラヤ湖とは違って死海は正に死の海ですね。

人に例えれば、

お金を得ては自分の生活と趣味以外にはお金を使わず貯めることに生きる人、

一方でお金を得ては人の為に使う人がいますが、

前者は「死海」、後者は「ガリラヤ湖」に例えられますね。

また知識も同じです。

様々な情報や知識を得ても、

人に教えたり、伝えることもなくただひたすら知識の持ち腐れみたいな人がいる一方、

自分が知っている、得ている知識や情報などを、

自慢することもなく人に教え伝え、為に尽くす人。

この場合でも、

前者は「死海」、後者は「ガリラヤ湖」に例えられるのではないでしょうか?

この例えを使って話をされた教会長さんの話は、

真に素晴らしいお話だと感動しました。

教えに「授受作用」という言葉がありますが、

自分がして欲しいことは、自ら人にしなさい。

自分が欲しいものを人に与えなさい。

と、説かれた方がいました。

「授受作用」とは、

先に与える、為に尽くすことなどを表しておりますが、

これは「真・美・善」に沿ったものでなければなりません。

私たちも、

死海ではなくガリラヤ湖のような人生にしていかなければなりませんね。

皆で頑張って、

コロナウイルスに勝利しましょう。