日本の法律は、

新たなウイルスや病気を封じ込めるために開発するワクチンや薬のように、

新たな犯罪が生じる度に抑え込む法律をつくる。

むかしから言われる、

「臭いものには蓋をしろ」

的なものですね。

そのような観点からみると、

今日から新たに始まる煽り運転への法律もどれだけ効果を発するか疑問です。



これも一時的には効果が少しはあるでしょうけど、

これで煽り運転が無くなるとは思えません。

飲酒運転などを見れば、

僕の言いたいことが少しは御理解頂けるかと思いますね。

おそらく、

全ての法律をキチンと守って生活している人は、

一人もいないのではないかと思います。

それ以前に、

法律を全て知って生活している人はいないでしょう。

犯罪を取り締まる警察官や罪を裁く裁判官、

人を弁護する人等々、

このような立場の人でさえ犯罪者となりうる世の中です。

もし、

法律違反の人を全て逮捕すれば、

残るのはほんの僅かな人たちではないでしょうか?
(今後、その結果が現実のものになるでしょう)

本当に犯罪を無くそうとするのであれば、

法律で一時的に抑えている間に次の重要なことをしなければ本当の効果は出ませんね。

医学・医療も同じです。

新たなウイルスや病気が発生してから、

慌てて薬やワクチンの実験開発に取り組む。
(それを無くすのが、本当の予防医学です)

私たち人間の無知や愚かさが、

生活を苦しい方向へと追い詰めていってるのではないでしょうか。

また、

犯罪者は、

自ら人生を不幸にしているのです。

国会では「ブーメラン」等とも言われましたが、

「情けは人の為ならず」などと言われるように、

自分のしたことは自分に返ってくるのです。

「良く授け、良く受ける」

これを私たちは「授受作用」と言いますが、

このように人にしたことは善くも悪くも自分に返ってくるのです。

テレビなどで言われている「新たな生活様式」は、

特に僕の知る新たな生活様式とは程遠いものです。

いまのままでは、

来年は東京オリンピックどころではなく、

大変なことになるでしょう。

僕もこれまでに何度も、

煽り運転の被害に遇いましたが、

中には追いかけてきたドライバーが事故で亡くなったケースもありました。

ドライバーの皆さん、

他人への迷惑運転は必ず自分に戻ってきます。

常に安全運転を心がけ、

人にも自分為にも悲劇を生まない運転をしましょう。

皆様の、

移動中の安全を心より願っております。