前回のブログで、
勉強や学校についてコメントを頂きました。
コメントをくださった方には感謝しております、有り難う御座いました。
※↓こちらは、イメージです。
ところで、
学校や勉強に関して、
分かっているようで分からない事ってありませんか?
昔、
塾の仕事やカウンセリングの仕事をしていた頃でしたが、
小学生、中学生から高校生、大学生、更には学校の先生からもいろんな質問などがありましたので、
そのことも振り返りながら少しずつお話ししていきたいと考えております。
今回は、
学校(ここでは義務教育である小学校と中学校について)と集団教育について、
少しだけ振れてみたいと思います。
そもそも、
何故小学校、中学校は義務教育なのか?
以前から僕のブログを見てくださっている方は、
「人は教育によってのみ人間となる」という、
僕の口癖を覚えていらっしゃるかと思いますが、
私たち人間には「教育」が必要です。
基本的に学校は集団教育ですが、
人は皆誰でも、一人(中には双子、三つ子などの方もいます)でこの世に生まれてきますが、
家族と言う名の家族(最小の集団)である家庭で幼少期を過ごします。
そして小学校、中学校では、
人間社会で生きていくために最低限必要な基本的な事を集団の中で学びます。
ある時、
小学生の教え子のお母さんからの依頼もあり、
学校の担任の先生が僕に話を聞きたいということがありました。
そのお母さんと一緒に学校へ行くと、
校長室へ通されましたがそこには他にも、
僕の話を聞きたいという先生が数名(5~6名ほどだったかな?)いました。
僕を待っていたのは若い男性の担任をはじめ若い男女の先生方でした。
皆でテーブルを囲んで話すことになり、
校長先生は少し離れて御自身の机で作業しながら話を聞かれていました。
話が始まりましたが、途中で僕が担任の先生に、
「先生、学校とは何をするところでしょうか」
と訪ねると先生は元気よく、
「もちろん勉強を教えるところです。そのために私たち教師がいるのですから」
と回答してきたので僕が確認で、
「勉強を教えるだけですか?」
と質問すると先生が元気よく、
「そうです。私たちはそれが仕事ですから」
と言ってきたので僕は少々呆れました。
するとすかさず校長先生が大声で、
「学校は勉強を教えるだけではないだろうが・・・・」
と言ってきたので僕以外の先生方やお母さんは少し驚いたようでした。
でも、
校長先生の仰る通りです。
学校は、
算数(数学)や国語など勉強を教えるだけではありませんね。
学校には、
先生と生徒、1年生には先輩ばかりですが2年生から5年生までは先輩後輩が居て、6年生では最年長です。
学校という集団の中にはこのような人間関係があります。
この集団の中での自分と周りの先生や先輩、または後輩などとの人間関係は、
そのまま社会での人間関係でも同じようにできていますね。
会社に入れば先輩に囲まれであり、上司など指導する人は先生、
社長は校長先生であり副社長や専務などは教頭先生みたいなものですね。
ですから、
学校でしっかりと基礎教育をしていなければ、
社会へ出ても人間関係がうまくいかなかったり、
学校で学んだことを社会で活かすことが出来ません。
そして学校と言えば、
教室に一クラス数十名の生徒を相手に一人の先生が授業を行います。
近年では、
一クラスの生徒を少なくしたり、
個別指導が増えているようですが高校、大学などではそれでよいかもしれませんが、
小学校や中学校では一クラスの生徒数の理想が、
僕の経験からして40人以上50人未満が最も効率よく指導できることが分かりました。
この範囲の生徒数であれば、
一人ひとりにも目が行き届くと同時に成績を上げるのも楽です。
50人以上になると短時間で一人一人への細かな指導が出来ませんし、
反対に少なくなると成績を上げるのが大変です。
ということですが少し長くなりましたので、
今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
また今後も少しずつお話ししていきたいと思いますので、
今後も宜しくお願い致します。