午後から、

 

横になっているうちに、

 

少し眠ってしまいましたが、

 

何故か教育のことばかり考えていました。

 

小学校、中学校の義務教育について考えると、

 

子どもが大人になって、

 

人間社会で生きていく中で最低限必要な基礎教育を行うのが、

 

義務教育ではないでしょうか。

 

ところがその義務教育ですでに、

 

学力差が広がり、

 

正規の授業にきちんとついていける児童・生徒がどれだけいるでしょうか。

 

僕が見る限り、

 

約2割くらいの児童・生徒しか授業について行けないのではと思われます。

 

分かりやすく言いますと、

 

100点満点のテストを抜き打ちで行った場合、

 

80点以上の生徒が100に中、

 

20人いるかいないかということです。

 

小学校へ入学したばかりの1年生では、

 

学力差はほとんど無いのですが、

 

学年が上がるごとにその差は歴然として現れてきますね。

 

本来なら、

 

義務教育であれば100点満点中、

 

8割以上の児童・生徒が80点以上の点数を取れなければなりません。

 

それが出来ていない背景には、

 

教職員の問題がいろいろとありますが、

 

今回は、「集団教育」と「個人教育」について考えていました。

 

そもそも学校教育は集団教育の場ですが、

 

これを昔からある言葉「森を見て木を観ず」に当てはめて考えると、

 

一クラスの人数が森であり、

 

生徒一人一人が、

 

それぞれの木です。

 

学校教師はこの森と木を同時に見ていかなければなりません。

 

しかし、

 

森だけ見て木を見ていないのが実情です。

 

それでも教師は、

 

「生徒一人一人も見ています」

 

と、答えるでしょう。

 

ところが、

 

本当に生徒一人一人を見ているならば、

 

学力差をほとんどないまでにできますし、

 

児童・生徒の個人的な悩みなどにも対応できるはずです。

 

それも、

 

昔に比べて今の一クラスの生徒数は、

 

かなり減っていますからね。

 

僕も塾での集団教育と家庭教師での個人教育の両方を体験しましたが、

 

小学校。中学校までは個人教育よりも集団教育の方が、

 

個人指導よりも楽に成績を伸ばせますし、他にもいろんな面が見れて楽しいですよね。

 

このことから、

 

本来、

 

個別指導が適しているのは高校生から暗いではないでしょうか。

 

僕も家庭教師をしていて、

 

数人の大学受験指導をしましたが、

 

高校生なら個人指導の方が良いかなと感じました。

 

しかし近年では、

 

小学生、中学生でも「個別指導」という言葉が多くなりました。

 

集団教育できちんと指導できない教師に、

 

個別指導は尚更難しいのではないでしょうか。

 

先ほどテレビのニュースでは、

 

女性の下着を盗んだ大学教授が逮捕されたというニュースがありましたし、

 

皆さんの記憶にもまだ新しいと思いますが神戸市での小学校教員によるいじめ問題など、

 

教授や教師でさえ幼いのですから、

 

日本の教育は勿論、社会においても犯罪が増加するはずですよね。

 

いまはまた、テレビで学校教師の犯罪のニュースが放送されています。

 

文科省は、

 

一日も早く教育の在り方を見直して、

 

良からぬ大人の被害に遭っている児童・生徒を一人でも多く救済して欲しいですね。

 

少し話しが逸れましたが、

 

義務教育での児童・生徒の指導は、

 

集団教育でなければ出来ないことが多いので、

 

その点を考え直して欲しいです。

 

一クラス40人以上50人未満の人数が理想ですが、

 

そのくらいの児童・生徒を指導できない教師は一人の生徒も指導できません。

 

小学生、中学生のお母さんたちも、

 

正しい教育を知っていただきたいですね。

 

本当の意味で優秀な指導者が育つことを願っております。