外出からの帰り道、

にゃん太郎の家の前を通りかかると、

ブロック塀の隙間から、

座り込んでいるにゃん太郎の後ろ姿が見えました。

 「おい」

と、声をかけると、

にゃ~、にゃ~、にゃ~

鳴きながら出てきました。

足元へ来て座り込んだので、


首の後ろ、


頭などを撫でると、




気持ちいいのか、

いつまでも離れません。

「4444(よしよし)、甘えん坊さん」

そこへ犬の散歩で通りかかったおばさんの犬が、

僕の方へ来ようとしたのをおばさんが引き止めながら、

「人懐こいからねぇ」

と言ってきました。

「あはは、でも、良いですよね」

と言うと、

おばさんは2525(ニコニコ)しながら行ってしまいました。

僕もにゃん太郎に、

「よしよし、また今度な」

と言ってその場を離れました。

今度にゃん太郎に逢えるのはいつかな?