今日の午後、
病院へ行く途中で、
まだ午後1時過ぎだというのに中学生が下校していました。
なぜ、こんなに早いのか帰宅途中の男子生徒に訪ねると、
テストでもない、
しかし、家庭訪問は終わった?
回答はハッキリしませんでしたが、
このあと、ふと思い出したのが、
先日、ニュースでも報じられた全国統一学力テストのことでした。
僕は毎回このニュースを見るたびに、
「相変わらずだなぁ。いつまでこんなことやってるんだろ」
という思いです。
一般的に学力テストとと言っても、
実施前に生徒へこの事を知らせてから行います。
しかし、
僕ら見ればこれでは本当の学力を見ることは出来ません。
何故なら、
事前に予定などを知らせることで生徒にも準備する時間が出来るからです。
塾で僕はいつも子どもたちに、
「本当の学力とは、事前告知や事前準備などしなくて、いきなりテストを実施されて受けるテストで出すのが本当の学力であり実力だよ」
と話していました。
ですから塾でも、
本当の実力を見るために、
抜き打ちテストを行うこともありました。
そもそも勉強とは、
テストの為にするものではないのですから、
勉強の目的を確り教えなければなりません。
その事を知らずに育った親たちが、
子どもに間違った勉強を押しつけるのです。
ですから、
全国統一学力テストの結果を見ても、
各都道府県のデータにズレが出てきます。
勉強の目的やテストの実施目的など、
子どもたちには正しく教えたいですね。
頑張れ未来の大人たち。