※⬇テレビ番組表より。
家内がテレビをつけたまま出かけたので、
どのような番組を観ているのかと見ていると、
まあー、驚き桃木山椒の木、本当に驚きました。
内容は、
一言で言えば、クイズ番組ですが、
「なんでそんな簡単な問題?」
と、思ったのですが、
とにかく、とんでもない回答に驚き、呆れてしまいました。
回答者は平成生まれの29人ですが、
例えば、
「竹の子が大きくなると何になるでしょうか」
という問題に対して、
「木になる」とか「松茸」になるなどの答えもありました。
また、
「朝日はどちらから昇りますか?」
という問題について、
一人が左から、
最も多かった不正解はなんと、
「西から昇る」
という回答でした。なんで?
その回答者たちの言い分は、
「天才バカボンで西から昇ったお日様が・・・と、あったから」
どうしてこんな答えが出るの?
その要因の一つとして考えられることに、
「こんな簡単なことを質問したらバカにされる」とか、
「笑われる」などといった環境を大人たちが作ったということでしょうね。
それにしても、
ここまでは来てませんでしたが、昔、
大学生から、
「高校受験は5教科しか無いのに、何で中学校では必要の無い美術や音楽など余計な教科があるんですか?」
とか、
「小学校では算数なのに中学校では何で数学になるんですか?」
などといった質問を受けたこともありましたが、
今は更にその進化系でしょうか?
家庭で家族間のコミュニケーションが少なくなったことや、
同じように学校でも教師と生徒のコミュニケーション不足、
それに指導力の無い教師が増えたことも主な要因としてあるのでしょうね。
それにしても、
これだけ見ても日本の将来は不安ですね。
そういえばもうひとつ、
以前のスマートニュースで見たのですが、
ある会社の社員が新人社員に、
「お得意様のところへ挨拶に行くので菓子を買ってくるように」
と、お金を渡したそうですが、
買ってきたのがなんと、近くのコンビニで袋入りのお菓子などを
買い物袋に入れてぶら下げてきたとか。
( ´゚д゚`)アチャー
文科省は、
このような事実を把握しているのでしょうか。
僕は塾の講師をしていた頃子どもたちに、
「何か質問や聞きたいことなど、分からないことがあったら質問するように」
と言っておりましたが、いろんな質問があり、
中には即答できないものもありました。そんなときには帰宅後に調べて次の授業では必ず回答していました。
子育てや教育に携わる人は、
日常的なこともキチンと教えましょう。また、どのような質問でも、決して、笑ったりバカにしてはいけません。
点数だけが人格ではありませんので、
確りした子育てや教育をしていきましょう。