今朝のテレビで、

ワインソムリエの有資格者に与えられるバッジが、

販売されてる?

しかも中には偽物まで・・・・

バッジを売るために資格を取る者も?

更には資格の無いものがそのバッジをつけて仕事をしているとか。

何にしてもそうですが、

日本における様々な「資格」については、

30年以上も前から僕は疑問を持っていて、

「資格の在り方について、根本から見直しが必要ですね」

と、ある大学の先生とよく話していました。

資格取得者を対象にした商売があり、

「資格」があれば就職にも有利だと言うひともいれば、

資格を有していても仕事が出来ない人も多い。

僕自身もむかし、

ある資格を取得したけど自ら破棄しました。

それは、

仕事が難しいわりに、余りにも簡単に資格が取れたことや、

仕事をするために協会に登録しなければならず、

登録費用も安くはありませんでした。

中身よりも形だけで儲けようとする者もいるということですね。

中には、

まず形から入り実力を身に付けると言う人もいるようですが、

それはスキルの問題ではないでしょうか?

そもそも日本の「資格」のほとんどは、

実力者育成のためというよりも、

他の目的の方が大きいような気がするのは僕だけでしょうか?

例えば自動車運転免許証や教員免許等もその一部です。

運転免許証があれば誰でも車の運転は出来ますが、

プロのレーシングドライバーから見れば、

本当に運転が上手な人、車を安全にコントロール出来る人は全体の僅かに20~30%くらいしかいないと言う。

おまけに、運転マナーが悪かったり迷惑運転したり、

僕は家内にもよく言っておりましたが、

車を動かすくらいの運転なら子どもにも出来るということです。

僕もアルバイトのために自動車運転免許証の二種免許を取得して仕事をしていましたが、

同じ二種免許を持って代行運転の仕事をしている人の中には、

「よくあれでタクシードライバーが務まったなぁー」

というような人もいました。

そしてもうひとつ教員免許ですが、

僕には学校に就職するための手段でしかないように思えてなりません。

実際に学校現場で見ていると、

教科指導はもちろん、

生活指導さえも出来ない教師もよく見かけました。

授業参観していても、

「その程度の指導ならば、子どもの方が上手い」

というような教師や学校教育を単なる学習塾と勘違いしているような者まで、

とにかく「その程度なら『教員免許』など要らないのでは? 仕事を変えた方がいいよ」

と言いたくなる人も多く見てきました。

実際に、

「辞めた方がいいよ」

と伝え本当に辞めた人もいます。

「資格」や「免許」等は、

「本物のプロ」を目指す人にだけに与える事や、

資格その物の在り方や与え方などを根本から見直すべきではないかと思います。

他にも意味のない資格は沢山ありますので、

これを機に「資格」や「免許」について見直されることを願っております。