この悪循環はいつになれば止まるのだろうか。
間違った子育てにて育ち、
間違った教育を受けて大人になり、
間違いだらけの社会に潰される。
これら一連の悪のスパイラルを無くすには、
個人からの行動と、
国政からの行動のサンドウィッチ方式による問題解決を同時進行しなければなりません。
しかし残念なことに、
あらゆる問題を解決する為の解説書はあっても、
それを理解して実践する者が皆無に等しい現代社会では、なかなか難しいものがあります。
むかし幾つかの教育関連団体から、
僕の独特の教育指導法などを教えてほしいという依頼を受けて、
研修会などでお話しさせて頂きましたが、難しすぎるとか、出来ない等と言って受け入れて頂けませんでした。
僕の指導方法や考え方などは、
それほど難しくもなく、
誰にでも出来る基本的なものなのですが、
たとえ間違っていても「赤信号、皆で渡れば怖くない」社会では受け入れられないようです。
集団の中で違ったことを言ったりしたりすれば、
「あの人は変わり者」
とか、
「あの人は、頭おかしいのでは?」
などと偏見の目で見てしまいがちです。
これでは「個性」も育たないし、
「差別」意識も無くなりません。
何故このようになるのか?
絶対的な「善悪」の判断基準や、
「絶対的価値」を知らないからではないでしょうか。
先日の大学生を巻き込んだ集団的犯罪や、
今回の高校生による問題にしても、
また、昨年多かった日大や医大をはじめとする大学の問題にしても、
教育現場が確りしていれば未然に防ぐことも減らすことも出来るはずです。
少なくとも僕は、
教育現場の関係者たちからそのように聞いていました。
・・・・・・!
僕がここでいくら正論を記したとしても、
難しいことからは目を背ける人が多く、
僕の失敗談やあまり為にならない記事の時は読む人が多いというのも残念です。
このままでは、
日本が消滅するまでの期間も短くなるばかりです。
何事もそうですが、
結果が出てからでは遅すぎる事もあります。
子育てや教育の見直しが急務であることは、
社会を直視すれば明らかですね。
一日も早く教育の見直し、改善が成されることを願っております。