
今年も来ましたよ、
人権標語カレンダー。
毎年このカレンダーを見る度に思うのですが、
本当に差別意識なしで人を見る人が、
この社会にどれだけいるでしょうか。
未だに偏見を持つ人がいるから、
このような運動が無くならないんですね。
本気で人権を守る人は、
このようなことを口にする前に、
心に壁がなく、実践で伝えていきます。
例えばこのカレンダーの中には、
一般の方や子どもたちの書いた標語が掲載されておりますが、
その最初の言葉に、
「見逃すな
子どものサイン
心の声を」
と言うのがあります。
本当にこの事を実践出来る人は、
子どもを虐待したり、
偏見の目で見たりしないでしょう。
ましてや、
子どもの悩み解決に対応しますね。
毎年、毎年、
このような「人権尊重」とか「人権を守ろう」などという言葉が、
この社会から消えないことの方が問題ではないでしょうか。
僕なんか、
心に壁を作らないので、
どのような人とでも平等に接することが出来ます。
ですから、
「人権」という言葉すら日常では忘れています。
しかし、
「人権」という言葉を無くすには、
同時に「真の平等」や「真の自由」について知らなければなりません。
そして更に、
知っているだけでも意味かなく、
「実践」してこそ価値がうまれ、
社会が変わっていくのです。
このカレンダーにもあるような、
人権標語は子どもたちに言わせる、書かせるのではなく、
わたしたち大人がそれを実践して、
子どもたちの御手本となるようにしなければなりません。
一日も早く、
この世から「人権」という言葉が消え、
本当に平和な世界が訪れることを願っております。