昨夜観た映画、
「愛と誠」の続篇を家内と一緒に観ようと思い、
早速DVDをセットして観ました。
ところが、
ずっと家内は、
「こんな不良のドラマのどこが良いのか」
と、何度も言ってくるんですよ。
しかも、
朝日放送のテレビドラマ、
「相棒」の方が良いと言うのです。
そこで僕はつい、
「相棒よりも、こっちの方がまだ良いよ。相棒は犯罪をテーマにしていて、良くない」
と言いましたが、
やはり、ドラマの真相がよく分からないのではと思いますね。
じつは昨夜観た愛と誠の第一作の中で、
川原に集まった学生と不良グループの喧嘩のシーンがありましたが、
むかし全く同じような場面を福岡県の筑後川の土手で見ました。
数十名の学生同士が、
木刀などを持って大声を出しながらぶつかって行くところを、
対岸を車で移動中に見かけましたが遠すぎたのでそのまま過ぎてしまいました。
また、
塾やカウンセリングなどの仕事で、
元気の良い子どもたちも指導してきました。
ですから、
愛と誠のドラマは自分の体験とも重なり、
むかしの教え子たちの事を思い出しています。
家内には、
ただの不良のドラマにしか見えないようでしたが、
僕にはどのようにして不良になっていくのか、
不良になった子どもたちをどのように指導したら良いか、
自分の指導体験とも重なるところが多くて見処満載です。
皆様の中で、この映画、「愛と誠」を御覧になられた方々は、
どのようなご感想をお持ちでしょうか?
たとえどのような子どもでも、
生まれたときは全て皆等しく、
純粋に正しい心で生まれて来るのです。
非行や犯罪に走ったり、
問題を起こす子どもたちは、
親の愛情を知らない子どもが多いことを御存知でしょうか。
家庭に愛情がなければ、
第三者が親に変わって愛情を注がなければなりません。
先日も、
無免許でバイクに乗り、
交通事故で亡くなった子どもたちがいましたね。
そのような悲劇を二度と作らないよう、
私たち大人は、
もっと子どもたちに愛情を与えなければなりませんね。
一人でも多くの子どもたちが大人の犠牲にならないことを願っております。
話が映画から逸れましたが、
この「愛と誠」という映画は、
現実問題としてあることです。
子どもたちの現実、真実を見過ごさないようにしましょう。